鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半(約1300年前)に、大和朝廷(政権)が築いた山城です
663年の「白村江(はくすきのえ)の戦い」で唐・新羅の連合軍に大敗した大和朝廷(政権)が日本列島への侵攻に備え西日本各地に築いた城の一つで、九州を統治していた大宰府やそれを守るための大野城・基肄(きい)城に武器・食糧を補給する支援基地でした。
「続日本紀」など、全国有数の重要遺跡として、平成16年2月27日に国史跡に指定されました。
屋根には雪が積んでいる寒い日でした
先ず最初に入ったのが長者館です
造りが凄いでしょう!
中心の大木に八ヶ所から柱をつないで笠のような感じで突っ張って建っていました
中は物産館です
寒い早朝の為か誰も居ません 奥には食堂もあります
寒かったのですが、まだ暖房も効いてません
ココは温かい時にゆっくり見る事にしましょう
八角形鼓楼です
鞠智城跡では、国内の古代山城では似かよった例を見ない、4基の八角形建物跡が見つかっています。
韓国の二聖(イーソン)山城でも同じようなものがあり、注目されているそうです
復元した「八角形鼓楼」は、高さ15.8mで、重量約76トンの瓦が載る建物です
鞠智城温故創生の碑です
どう見ても日本の感じではありませんね~
中央に防人、前面に妻と子、西側に築城を指導した百済貴族、東側に八方ヶ岳に祈りを捧げる巫女、北側には鳳凰が立っています
ああ、鳳凰だったのですね
ニワトリかと思っていました みたいですか?
なになに
長者さんの足形ですと?
比べてみました
昔の長者さんは足がとても小さかったようです
足の下には雪が・・・ブルブル
横には温故創生館がありました
見学は無料との事ですが、寒かったので パス してしまいました・・・靴下くらいはいとけ~っ
案内図を見ると、この付近は昔とても栄えていた事が判りますね
色んな史跡が数多く残されています