NPO熊本ラグビースクール活動ブログ

熊本で活動しているNPO熊本ラグビースクールの活動日記です。

中鶴交歓会戦評(小4)

2013年07月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。あと1日で夏休みにはいりますね。しっかり計画を立てて,有意義に過ごしてください(多くの大人がこれができずに夏休みを過ごしたのです)。
さて,中鶴交歓会の小学4年の戦評が,宮園コーチから届きました。

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中鶴RS交流戦

久しぶりの土のグラウンドと暑さの中の交流戦でした。こんなコンディションで
はプレヤーは倒れるのを嫌がりますので、アタックではラックを作らず素早いパ
ス回しでボールを繋ぐ、ディフェンスでは敵を倒さずに押してモールに持ち込む
プレーが有効的と思われます。
 4年生の今日の試合の目標は、
1.素早くパスを回すためにいつでもボールが取れるように腕を下げずに声を出す。
そして、2.腕を相手の体に回して倒さずに捕まえることでした。
声を出すのは、暑い中での集中力を保つためにも必要です。
さらに、3.一人一人が責任をもったプレーをするのが最大の目標でした。
午前中の試合の前半は、声が出てパスが回りトライを重ねていきましたが、後半では声が出ない、腕が相手の体に回らずに相手が捕まえられない、さらに他人任せのプレーが出てしまい、内容と得点で負けてしまいました(5T-7T)。

しかし、午後の試合では生まれ変わったように、声が出て、腕を下さずに相手を倒さずに捕まえることができました。そして最大の目標である一人一人が責任を持ったプレーができていました。
目標の1.2.そして3.を達成できた有意義な試合と思います。

猛暑の中、遠方から来ていただいた中鶴RSのみなさまには本当に感謝いたします。

4年生は1勝1敗で実力差は五分五分。
これからお互い練習で頑張って、来シーズンもいい試合をしましょう。
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実力差が五分五分なら,来年が楽しみです。コーチが試合前に必ず今日の目標を伝えていると思います。それがどこまで,意識できるか。なかなか難しいのですが,普段の練習から考える,修正するなど頭を使ったプレーを心がけてください。

中鶴交歓会戦評(低学年)

2013年07月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
中鶴交歓会の低学年の戦評が,佐藤コーチより届きました。

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第一試合(幼児のみ)
8-5で勝ち
第二試合(二年)
11-1で勝ち
第三試合(一年)
12-0で勝ち
第四試合(二年)
12-2で勝ち
第五試合(一年)
6-1で勝ち

晴天で暑い中、初めて試合に出た子もいて負け試合を覚悟していたが,、すべての試合で勝てたのは良いことだが前回からの反省を、修正できてなくて残念でした。
前回より悪い所が増えてるのにはがっかりした試合でした。

1.タックルを手だけで捕まえに行くだけだった。
2.声を出して指示が出来てなかった。
3.ボールを持ってない時にただ見てるだけだった。
4.密集に集まり過ぎて味方同士でボールを取り合う事もあった。

もっと仲間同士で声をかけて考えてプレーをすれば20点以上差を付けて勝てたはずです。次に繋がるようコーチ達もしっかり教えていくのでしっかり吸収してほしいです。
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コーチの言う悪いところを,これからの練習でしっかり修正していきましょう。次の試合まで時間が空くので,次を楽しみにしています。

中鶴交歓会戦評(中学部)

2013年07月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。

先日の中鶴交歓会の中学部の戦評が牧鶴コーチから届きました。

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2013/07/14中鶴ラグビースクール交流戦選評

 少しずつ接点の技術を覚え出し、要所々々では、いいプレイ・いいコンタクトは あったものの、点数的には惨敗したB戦。そして、それを跳ね返すつもりで、迎えたA戦でした。

 福岡Best4の強靱なアタックも、一人一人の「一歩目」の意識で 序盤、なんとか耐え忍び、ナイスゲームの立ち上がりでした。
前半3分、少ないチャンスの中、センター陣の鮮やかなゲイン突破で、先制トライ目前でしたが、痛恨のミス。先制点は中鶴に許してしまいました。
それでも「あと一歩」と奮起し、ナイスフォワードの球出しに、またもセンター陣の一瞬のスキを突く 華麗な突破。イーブンに持ち込めるかと思った矢先、またもミス・・・。(何かのフレーズに「ノックオン、体も痛いが、心も痛い・・・」が心を過ぎる)
それからが、「負の連鎖」3トライ目をノーホイッスルトライで奪われると、『ボォキィッ!!』と音を立てて心が折れ、チームプレイを見失い、ワンサイドゲームへ・・・
 
後半、個人技で あと20センチまで持ち込むも、「誰かが するだろう・・・」の心に負けて、結果、ノートライ。課題が多く残る交換戦となってしまいました。

 ラグビーは、柔道やレスリングと違い、ある意味「無差別級」の種目です。80kgの選手を40kgのが止めなければ 成りません。それには、一つ一つのプレーの意味、一つ一つの行動が大事です。その一瞬の大事さを 少しずつ、ちょっとずつ・・・学べれば と思います。
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戦評ありがとうございます。

勝っているゲームは、皆の気持ちが同じ方向に向かいます。でも、負けていると、立て直そうと思う人、あきらめる人、味方のミスを責める人、ミスをして落ち込む人といろいろな気持ちを持つ人が出て同じ方向で闘えなくなります。これを修正するためには、普段の練習から気持ちを同じ方向に向けて、何度も確認し合うことが必要です。
 これは、ラグビーだけでなく、君たちが大人になれば、チームや組織、仲間と仕事をする時にとても役立ちます。
そのために、ジャージやシャツなど、同じスタイルをし、合宿で同じ時間に行動するのです。コーチの戦評からみると、技術やシステムで劣っている訳ではありません。気持ちの問題です。
選手権に向けて、技術だけでなく気持ちもしっかり調整してください。
期待しています。