暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

命を守る

2019年02月22日 | 古民家

 人は安らぎを求める動物なのか・・・?それとも、刺激を求める動物なのか・・・・?

狩猟のみで生きるとは・・・野性の動物が・・・毎日生死の狭間で暮らすようなもので・・・

農耕は・・・多くの人が・・・比較的安定した生活が守れる暮らしです・・・。

人口が増えてきたのは・・・産業や医療の発達もありますが・・・安定した食料供給があったからだと言われます・・・。

生死を意識し始めるのは何歳位からでしょうか・・・?

若いうちは怖いものを知らない・・・・言葉のあやかもしれませんが・・・

自分の死を意識しないからこそ・・・若さゆえ、それなりのムチャが出来るのと言う考え方があります・・・。

歳を重ねても同じような行動が出来る人は・・・訓練をして・・・何度も同じ動きを繰り返して・・・

少しの無理や無謀とも思われる行動を取れる精神を養う・・・積み重ねや経験があって出来るのだと思います・・・。

機械や道具が乏しかった頃の農業・・・化学肥料なども無ければ・・・すべて試行錯誤・・・

祖先より受け継がれたやり方を積み重ねながら・・・より多くの実を付ける稲穂を作るには、どのような工夫が出来るか・・・

水なのか・・・?時期なのか・・・?土の違いなのか・・・?

先人達がたまたま見付けたやり方だったり・・・たまたま育ちが良かった稲穂を増やして・・・

冷害にも強い稲が各地に広がっていった例もあるそうです・・・。

狩猟は・・・一発勝負・・・農耕は小さな事からコツコツと・・・継続は力のタイプ・・・

それでも・・・自然が相手なのは変わらず・・・毎年の収穫は神様からの贈り物・・・

だから・・・各地で豊作を願うお祭りや・・・奇祭は数多く・・・・

無病息災・子宝と合わせて・・・多くの人の願いだったのだと思います・・・。

時代が変わっても・・・健康・・・安産の願いは多く(子宝のお願いは少ないのか、望まない考え方も増えてきています・・・)

合格祈願も多いですが・・・・・・豊作を願う地域は少なくなっているように思うのは自分だけでしょうか・・・?

システム的に農作物を作る方が多いのか・・・産業的に飼育をして生産のような考え方なのか・・・?

改良して・・・工夫して、他とは違う作り方をしている農家さんもいらっしゃいますが・・・

命を守り・育てる・・・農業・・・畜産本来の・・・多くの人を守る考え方では無くなってきているように想います。

コメント
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