暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

与えてもらう

2019年02月27日 | 古民家

 季節ごとの花を愛でる・・・中秋の名月を眺める・・・お香のかおりを聞いて楽しむ・・・

日本の昔しからある伝統ではない、風習もあると思いますが・・・

たくさんの楽しみ方・・・・遊び方があるものだと感心してしまいます・・・。

自然を暮らしの中に取り入れ・・・自然に抗う事無く、工夫を凝らした文化が積み上げられてきて・・・

四季折々に咲き乱れる花や・・・生まれてくる小さな命を・・・歌や俳句・・・ことわざや語りなどで表現して来ました・・・。

歴史ある海外の文化も・・・それぞれの暮らし向きも、とても興味があって・・・

変わってるな・・・とか、カッコいいな・・・など、興味本位や・・・憧れの生活はありますが・・・・

細かく繊細で・・・こだわりを持って取り組む・・・日本人の、まじめな性格・・・

一つ一つが手作業で・・・より良いものを生み出そう・・・先代を超えるような作品を造ろう・・・

多くの方に喜んでもらえるものを・・・・長く愛されて・・・世代を越えて使って頂ける品物を造ろう・・・

多くの職人さん・・・技術者さんはそんな思い出モノ造りをして来たはずです・・・。

どんなにすばらしい腕や技術を持っていても・・・最高傑作の商品が出来上がっても・・・

それを必要とされない時代もありました・・・。

スクラップアンドビルド=(老巧化して非効率な工場設備や行政機構を廃棄・廃止して新しい生産施設・行政機構に

                置き換えること・・・・・・Wikipedia)

伝統の文化・・・技術が非効率・・・古いものとして廃棄されてきました・・・。

効率や・・・便利さだけを求めているのだったら・・・四季の花は温室で育て、いつでも見る事が出来て・・・

中秋の名月は、立体映像の8Kで鑑賞して(まだ無いですね?)・・・お香は科学的に作った香料で嗅げば十分だと思います・・・。

毎年多少のズレはあっても・・・小さな芽が出て・・・黒い幹や枝全体が・・・うっすらとピンクに色づき・・

1年のほんの1週間ほどだけ、満開の花を見せてくれる「桜」・・・・春の訪れが、人の心に与える大きな力を感じます・・・。

自然に抗う事の無い住まい作り・・・・人が住みやすい環境とは・・・自然から力を与えてもらえる暮らし方だと想います。

 

                

 

 

 

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