暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

芸能

2019年05月12日 | 古民家

 演歌を自ら聞いて・・・・演歌歌手の歌の上手さを再認識する・・・・・こんな時期が来るなんて思いもよらず・・・。

演歌をガッツリ聞きこむ訳でも無く・・・今時の歌でも、聞きほれるような歌手の方は次々世に出てきますが・・・

古くから長く愛されて来たモノには・・・・魅力的で・・・人を引き付ける何かがあるのでしょう・・・。

それは・・・時代を問わず・・・・人や年齢も関係なく・・・・そのモノが持っている力なんですね・・・。

今では人気のある落語も・・・・漫才ブームなどに押されて落語家さんの数が減っている時期もあったそうです・・・。

歌舞伎に根強い人気があっても・・・今ほど若い人が見に行く様な雰囲気でも無く・・・

若い世代や海外の方々に見て頂けるような仕組み造りが、上手く作り出されて来たのだと思います・・・。

能や狂言・・・講談師ともなれば・・・・自分的には、もっとハードルが高く・・・・気軽に見に行けるような感じもしませんでしたが・・・

TVなど、メディアの力などで・・・いろんな情報が発信されると・・・・庶民の娯楽として続いてきた芸能・・・・

そんな気軽な気持ちで見れる社会になってきたように思います・・・。(余裕が有るようで無い・・・でも多くを求める時代なのかも。)

現在・・・・落語家は800人以上いるそうです・・・・。(東西含めて。)

講談師は・・・・一番少ない時で22人・・・・今では80人ほどにはなっているそうです・・・。

歌舞伎のように世襲制が強い訳ではなさそうなので・・・・弟子が増えれば人数は増えますが・・・・

世に出て活躍するのは、その中のほんの一握り・・・・芸能・・・・の厳しさを感じます・・・。

職人の世界でも・・・名工と呼ばれる方は多いのですが・・・・技術者であって、芸能ではありません・・・・。

宮大工のような特殊な技術で・・・・工芸品を造るような、芸術家並の職人さんはいらっしゃいますが・・・

それも本当に一握りの人で・・・・左官界で有名な職人さんで・・・世界でも活躍する方もいますが・・・・

一般の住宅で・・・その技術を振るえるような住まい造りは、そんなに多くありませんし・・・

予算・・・時間・・・・仕事内容・・・いろんな原因でその職人さんが、年々減って入いるのが現状です・・・。

芸能でも・・・芸術でも無く・・・・安心安全な暮らしと・・・次の世代に受け渡せる丁寧な技術・・・

生活に寄り添った・・・古いと思われる手仕事が見直される当たり前の住環境を、もっと多くの方に知ってほしいと想います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする