理屈・・・屁理屈・・・・あまり良い言葉として使われいない様な気がします・・・。
空気中の二酸化炭素を固定化する・・・・そんな理屈で・・・木材は、燃やしても・・・
もともと空気中あった二酸化炭素を、もう一度大気に戻すので・・・・プラスマイナス ゼロ・・・!(ゼロと言っている訳では有りませんが。)
と、言う理屈から・・・・木材を使い・・・薪として使うと・・・
いくら食べてもゼロキロカロリーの様な・・・無かった事になる考え方が有ります・・・・。
化石燃料を使い続けるよりも・・・環境負荷は少なく・・・木材利用を考えれば良い考え方だと思いますが・・・
急斜面で、深い山の多い日本の現状を考えれば・・・・・・・
実際の伐採には、化石燃料を使う重機を必要として・・・運搬の為のトラックも必要で・・・・
製材に関わる機械の燃料も必要で・・・・それらすべて人力で出来る訳でもなく・・・
人が生活する上で・・・・自然に対して、差し引きゼロの考え方は無く・・・・
負荷を極力減らす方向でしか、人の暮らしは成り立たないのだと思います・・・。
欧州などでは・・・50~60年の計画的な木材の伐採や流通管理して・・・・
極力無駄の無い、継続的な木材利用を国指導で行っているそうです・・・。
貴重な資源で建てた住宅・・・・手間を惜しまなかった頃の様に・・・・再利用出来る建物の造り方・・・・
移築・再築の考え方が、多くの方に支持されるような仕組み造りが出来ればと思うのですが・・・・
解体処分して、新しく作り変えたほうが費用が安いです・・・。
現場に携わる方々からは・・・そんな言葉が聞こえて来ます・・・・。
・・・・空気中の二酸化炭素を固定化した木材・・・・長く固定化して使い続ける間に・・・・
若い木々が、たくさんの二酸化炭素を吸収して・・・大きく育ちます・・・。
60~80年を過ぎた木材は、少しづつ吸収する二酸化炭素が少なくなって・・・・
育ち具合も・・・ある程度、柱材には使えるほどの大きさになるので・・・・
計画的に伐採して・・・・次の若い木々に受け渡す為の植林を行います・・・。
魔法のようで・・・夢のような・・・無尽蔵で永久に使えるモノはありません・・・
恩恵を受け・・・引き継がれたモノを大切に使い・・・もったいない・・・・
そんな言葉で表わせるような暮らしを・・・末永く続けられたらと想います。