縄文土器を久しぶりに眺めてみると・・・・
子供の頃には感じなかった・・・愛くるしくて・・・ユーモラスな表現・・・・
子供の絵のようで・・・・神聖な意味のある言葉のようで・・・・
器やお鍋として使われていたそうですが・・・扱いづらそうで・・・置き場に困るような形です・・・。
弥生土器を見ると・・・時代が進んだからなのか・・・丸くてツルッとした形で・・・
効率良く・・・機能的な器になっていった様な気がします・・・。
でも・・・意匠的にそそられるのは・・・縄文土器で、それ以外の土器でも・・・・
・・・・ハレ(特別な日)に使われた器・・・・ケ(普段の生活)に使われた器・・・・
遊び道具(オモチャ)として使われたかもしれないモノなど・・・
アートの様な表現力を感じます・・・。
岡本 太郎さんは・・・縄文土器や土偶をとても評価して・・・作品の中には、土偶を模したような作品では無いかと思うものもありました・・・。
(個人的な感想です。)
土偶を見ていると・・・・マヤ文明・・・インカ帝国・・・エジプト文明・・・
どれも・・・人や動物・・・・・宇宙人に見える装飾品や器・壷など・・・多くの出土品がありますが・・・
どれも魅力的で・・・・数千年も前の人は・・・どんな風に世界を感じ・・・どんな世界が見えていて・・・
あれだけの作品を作り出して来たのでしょうか・・・?
芸術に意味があるのか・・・自分には解からない部分もありますが・・・
人が思いつかないような作品が造れたり・・・想像が出来たり・・・・
実際に行動が出来る人が・・・ある意味芸術家なのか・・・?
それならば・・・この時代、古民家に暮らす人は芸術家なのでしょうか・・・?
今時の住まいが・・・名の通った瀬戸物や・・セラミックの器・・・チタン・・ステンレスの機能的な器だとして・・・。
古民家は・・・縄文土器の様な個性的な器なのかもしれません・・・。
どちらを選んで・・・どちらを好きになるかは人それぞれです・・・・。
子供の頃に学校で見て・・・遥か昔の祖先が残してくれた世界を・・・・大人になった今・・・
たまに見返してみても良いのかな・・・と想います。