飛騨の嫁取りは以前は仲人さんと親戚の方が先方さんへ1~2度伺い世間話などしながら
申し込みますがお嫁さん側では1~2度は断るのが通例だったそうです
3度目位に樽入れの用意をして伺い良い返事がいただけたらお酒、スルメ、風呂敷の
用意していたものをさしだします
お嫁さん側は受けたというしるしにいただいたお酒とするめを焼いて振る舞います
それが婚約成立になります
現在では簡略化されまず本人がご両親に会い承諾を得ているので
1度目でだいたいよい返事がいただけるので最初から用意をしていき
返事をいただいたらお出しします
それからお酒をふるまわれるのは一緒ですね
お酒も最近は2升が多いようですが一生をそうといって1升をもっていったものだそうです
ところによってはそのお酒を半分ふるまって半分を返し「そちらのご親戚にふるまってください」といわれるところもあります