花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

我が道を行く

2011年05月10日 | ボランティア

高原山・山麓の牧場の木


このところ自宅周辺の道路の草刈りをしている。
子供達の通学路を中心に、ボランティアのつもりでやっている

今日も刈った後の後片付けをしていたら、自転車で通りかかった
年配の男性に声をかけられた。

色々話しをする中で「一銭にもならない仕事を良くやるよ」と
うわさされるよ と言う。
それは、これを始める時から覚悟していた事だった。

色々と噂されているかもしれないと内心思っていた。
何でも金で計算する世の中である。
一銭にもならない仕事を、毎年やっていたら変人と思う人も
居るだろうし、偽善者と思う人もいるかもしれない。
或いは、売名行為だと言われるかもしれないと。

幸いにも私は、筑波に来てから、いろいろなボランティアの
行事に参加して、そのような人が、私だけではない事を知っている
職場の人間関係だけでは得られない、貴重な体験をしてきた。

またその人は言う。
この辺の管理を任されている造園業者は、きれいになった後で
写真に撮って、市の補助を申請するんだよ。

私のやっていることが悪用されていると言うわけだ。
真意がどこに有るのか計りかねたが、私に無駄な事はやめろと
暗に言っているのだろうか。
ましてや、そんな証拠はない訳だから

「でも草ぼうぼうにしていたら、子供達がかわいそうでしょう。
市では、年に2回程度しか草を刈らないし。」
そう私が言うと、その後はその話をしなかった。


昨日の朝、日光月山に行く途中で、県道45号線の車内から
オレンジの朝焼け

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上の記事を読んだら、私が肩肘を張っているように思うかも
しれないが、ケセラセラの歌のように、なるようになるさの
自然体が私の流儀である。

美しい自然に感動し、大震災のニュースで涙する。
先日も何気なく見ていたテレビで、南三陸町の遠藤未希さん
の死亡が確認されたと報道されていた。
(3月20日と29日のブログ参照)

あの大津波の日、防災無線で避難を呼びかけて、行方不明に
なった女性である。
発見された遺体のDNA鑑定で判ったらしい。

そのご両親がテレビ報道された津波のシーンを見たいと言って
未希さんの防災無線の声が流れる津波シーンを見ていた。
もう津波が来ているというのに、流れ続ける未希さんの声
お母さんが「まだ言っているよ、未希の声だね」と涙する。
つられて私ももらい泣き。
お父さんが言う「私の子供としては、できすぎた娘です。」
またもや涙が止まらない私である。

被爆地図なるものが公表された。
今頃になってである。
泣いたり、怒ったり、自然体も大変である。