花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

なでしこミス連発も勝ち点3

2011年09月03日 | スポーツ

磐梯高原のソバ畑

立ち上がりの猛攻で先取点を取るも、DFの熊谷選手が足を滑らせて
抜かれた後、カウンターで同点にされると、なでしこのバランスが
崩れ、ミスパスの連続で攻守に精彩を欠いた。

特に攻守の要であるボランチの坂口選手が、相手にパスするミスが
多く、韓国にたびたびゴールを脅かされた。

ただ前半のロスタイムに、沢選手が果敢なドリブルでゴールエリアに
持ち込み、ゴール前の川澄選手にマイナスパスすると、DFを背中に
負いつつ反転する川澄の見事な動きに、キーパーもDFもシュートを
警戒して川澄に詰めた。

とたんに右後方から走り込んだ大野にラストパス、大野がフリーで
豪快なシュートを決めた。
結果的には、これが決勝点になって、日本は2-1で韓国に勝ち
貴重な勝ち点3をもぎ取った。

この試合で、唯一なでしこらしいシーンを作ったのは、この時だけ
若くて有望な選手の多い韓国、将来日本を脅かす存在になるのは
間違いない。

ただ、試合後のインタビューで、沢選手が「選手間の距離が離れ
過ぎていた」と全体の様子を把握しているコメントを発表し
さすがだなーと経験の確かさに感心してしまった。

事実、日本の危ないシーンでは、必ず沢選手がその場に現れて
ことごとく危ない芽をつみ取っていた。
沢選手32歳、ただ者ではない。

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昨日行われたワールドカップアジア3次予選、日本対北朝鮮
内容については、もうご存じだと思うので書かないが
元鹿島で活躍し、ドイツに移籍した内田、鹿島ファンの私としては
彼の動きが気になる。

ドイツでも調子が上がらず、しばらく出場機会が無かったらしい
最近ようやく復調の兆しが見え始めたと聞くが

でもやはり、見る限りもう一つのかんが否めないのは私だけかな
私としては、果敢な右サイドからのドリブル突破を期待して
いるのだが、どうも相手のいやがる仕掛けが少ないのは残念

フリーで打ったシュートも、二度もふかしたし、気になる事だ。
内田には、もっともっと果敢な仕掛けを強引なくらいやって欲しい。






小田代湖の思い出

2011年09月03日 | 写真

2004年10月22日、奥日光の小田代ヶ原に集中豪雨で湖ができた。
季節は唐松の紅葉と重なり、金屏風と呼ばれる小田代ヶ原の唐松林が
その湖に写り、白樺の貴婦人が花を添える。背景は太郎山


貴婦人と金屏風


唐松の紅葉と五色沼、2008年10月18日
すでに唐松の紅葉も終盤で、他の紅葉は終わっていた。


唐松の紅葉が樹氷に覆われ、カラー樹氷となった2010年10月27日
背景は五色沼

季節の移ろいは人知れず進み、同じ景色を二度と見ることが
できない。
貴方はレンズを通して何を見ますか。

そろそろ奥日光では「くさもみじ」が始まります。


小田代ヶ原の「くさもみじ」2009年9月27日
くさもみじに色違いの模様ができている。
それは小田代ヶ原の植物の多様性を示す証でもある。
鹿の食害から復活した小田代ヶ原、それぞれの植物の紅葉の違いから
色違いの模様ができる。
この時期の小田代ヶ原の楽しみの一つなのです。


誰が名付けたのか「貴婦人」と呼ばれる白樺が立つ小田代ヶ原
先日も戦場ヶ原ですれ違った人たちに、場所を尋ねられた。
今や奥日光を代表する白樺である。
が貴婦人にも弱点がある。
白樺は、陽樹と呼ばれ、日が当たらないと生きて行けない
樹木で、周りの木が大きくなると、枯れて倒れる運命なのです。