花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

日米決戦に沢選手が欠場の不思議

2012年03月06日 | スポーツ


0-0のままむかえた後半84分、宮間の左コーナーキック
ゴール前右に途中交代の高瀬が入った。
思わず「高瀬ー」と怒鳴った。
次の瞬間、狙いすました宮間のボールに高瀬が飛び込んだ。

背の高いアメリカに対して、空中戦で勝負したなでしこの
鮮やかな決勝弾だった。
空中戦に絶対の強みを持っていたアメリカにしてみれば
屈辱の思いだったろう。

それにしても不思議だったのは、この一戦にかけていたはずの
沢選手が体調不良を理由に欠場した事だ。
前日のインタビューで「アメリカが本気になると凄いですから
怖いですね。本当に凄いですよ、ビビリますね」と言っていた
沢選手である。

にわかに体調不良と言われても信じがたい。
うがった見方をすれば、あの発言を弱気ととられて出場を
させられなかったのではと思えてしまう。
まあ佐々木監督がそんな事をする人とは思えないが。

決勝戦はドイツとの対戦になるかもしれないが、その時に
沢選手の勇姿が有る事を祈っている。

試合後のインタビューで米監督のスンダーゲさんが「日本は
お手本」と言ったのはお世辞としても嬉しいね。
沢選手ぬきのなでしこで結果を出せたのは大きいね

一戦目、二戦目のあの連携のまずさを思うと、アメリカに
勝てるとはとても思えなかったから