花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

剣山に咲く花

2012年08月02日 | 写真

トゲアザミ・(刺薊)キク科アザミ属 ノアザミの変種
分布は四国、草丈は低く、ふつう高さ20~40センチぐらい。
茎には蜜に毛がある。葉は茎にやや蜜につき、倒卵状長楕円形で
羽状に中裂し、裂片の刺針が5~7ミリと長い。
頭花は上向きにつき、直径3~4センチ、総苟片の先は刺状と
なり、長くとがる。 花期 5~8月 剣山に多い


トゲアザミ


剣山山頂の草原に咲くトゲアザミ
この日、山頂周辺で多かった花は、このトゲアザミだった。



イヨフウロ(伊予風露)・別名シコクフウロ
フウロソウ科フウロソウ属
山地の草原にに生える高さ30~70センチの多年草
茎や葉柄に開出するか下向きの粗毛がある。
葉は幅5~10センチで、掌状に5個に中~深裂し
両面とも毛がある。
托葉は膜質で、2個が基部で合生し、長さ約1センチ。
花は紅紫色で直径約3センチ、基部に白毛が有る。
花期 7~9月 分布 本州の東海地方以西、四国、九州

特徴は、花弁の先端が3裂するものと、3裂しないものが
混じる。
花の基部のふちに白毛が有る
雄しべは対になる5個の葯が前後して開く。


イヨフウロ
こちらの写真は色飛びしてしまったが、花弁の先端が
3裂風にややへこんで見える。

剣山には、他に「ヒメフウロ」と呼ばれるフウロソウが
咲くと言われています。
特徴は、花弁に濃い2個のすじが入る(紅色)
別名シオヤキソウと呼ばれる様に、塩を焼いたような
臭気があるそうです。
石灰岩地に生える高さ20~60センチの1年草~
越年草、分布は本州中部と四国の剣山


ナンゴククガイソウ(南国九蓋草)・ゴマノハグサ科クガイソウ属
普通のクガイソウは花軸に短毛を散生するが、ナンゴククガイソウは
花軸に毛が無い
もので紀伊半島、四国、九州に
見られる。

花冠の特徴は、筒状で先は浅く4裂する。
雄しべは2個で、長くつきだす。
萼は5深裂。1花に1個の線状の苟葉をもち
花柄が有る。
今回は、マクロ写真を撮らなかったので、花冠の
拡大写真をお見せできないのが残念です。
一個一個の筒状の花が、花柄で花軸について
穂状の長い総状花序となっている。


ナンゴククガイソウの群生するお花畑


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ロンドンオリンピックの気になる話題

サッカーファンの私としては、なでしこの沢選手のやつれ
が気になる。
と言うのも、釜本さんが沢の頬がこけていると心配している
記事がスポーツ紙に載っていたからだ。
本当はどうなのだろうか。

茨城出身の大津選手が、スペイン戦で値千金のゴールをあげて
改めて見直しました。
交代後のあの涙の祈り、気持ち判りますよね。

そのスペイン戦で外しまくった永井選手が、やってくれました
モロッコ戦
あの技ありのゴールに、私はかつての野人岡野を思い出します
1997年の「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるフランスW杯の
アジア代表決定戦で、イランからあげた決勝点は、岡野選手の
快足から生まれたものでした。

岡野が野人と呼ばれるようになった訳も面白い逸話ですが
彼がただの野人では無いのです。
彼は入学した島根の松江日本大学高校で、部員二人の状態から
サッカー部を立ち上げ、高校からサッカーを始めた部員を集めて
監督兼キャプテンとしてチームを牽引、ついには島根県で3位に
なるまでのチームに育てたと言われています。
現在その学校は(現・立正大学淞南高校)島根県のサッカーの
名門校となっている。
岡野は現在でもサッカーを続けていて、ガイナーレ鳥取に所属する。
彼のようにサッカーに情熱を燃やす選手達が、今日の日本の
サッカーを築いて来たと言える。

ところで、なでしこの大先輩でもある「大竹七未」さんが
6月にJ2の松本雅のMF弦巻さんと結婚したというのを最近
知って、びっくりしました。
12歳も年下と結婚できるなんて、凄いよー。
いや、おめでとうこざいます。(笑)