花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

絶滅寸前のジャコウソウの花

2012年08月20日 | 写真

ジヤコウソウ(麝香草)・シソ科ジャコウソウ属 多年草 花期8~9月
北海道から九州まで分布、山地の沢沿いや、湿った林内に生える

和名の元は、茎を振ると麝香のように芳香がするので
ジャコウソウと名付けられたとか。
但し、私は嗅いでもよく判らなかった。

筑波山のジャコウソウは、数年前に比べると激減して
しまった。・
登山客の踏み荒らしなのか、猪の掘り起こしなのか
原因は不明だが、筑波山のジャコウソウは、絶滅
寸前と言っても良い。
写真の花は、御幸ヶ原の直前に、藪を分けた踏み跡があり
覗くとこの花が見えた。

似たような運命に有るのが、ツクバトリカブトと
レイジンソウだ。
特にレイジンソウは、登山道の谷側に有るものは
崩れ落ちたりして、姿を消した。

何とか絶滅する前に、保存手段は無いものだろうか

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minoさんの忘備録

いよいよ痴呆症気味になってきたので、忘れないうちに
書いておこうと思う。先も短そうだし(笑)
但し、文献で調べていない伝聞なので、正しいとは限らない>

雪解けに咲くショウジョウバカマについて

ショウジョウバカマは、花が開いた後も茎を伸ばし続け
一番伸びたところで実を結ぶのは、種を遠くにとばすための戦略
だそうである。

ハンノキについて

高層湿原などの泥炭地に育つハンノキは、根の中にバクテリアを
養い、それが出す窒素などを取り入れて、(養分のない泥炭地で)
光合成を行って成長している>
とどこかで聞いたが、これすらどうも怪しい記憶だ(笑)

先日の夕方、遠い山並みは雲に覆われて、沈む夕日は見えなかったが
頭上の雲があかね色に染まり、荘厳な景色に見えた。
時が経つにつれて、あかね色は薄れて行き、やがて灰色の雲になった

とたんにヒグラシの鳴き交わす声が降り注いで来た。
カナ カナ カナ の大合唱は何故か寂しい黄昏時である。

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 昨夜放送されたNHKスペシャル 「 軌跡の湿原 尾瀬 」

尾瀬ファンの私にはたまらない内容でした。

特に春先の雪解け時期に見られる「赤シボ」が
雪の中の鉄分が溶け出して起きることと、その現象の
原因がついに解き明かされたこと。

まさかバクテリアが引き起こしているとは想像もできない
事でした
酸素の代わりに鉄分を取り入れて呼吸しているバクテリア
がいるとはね。

尾瀬ファン必見の番組でしたね。
早速DVDに焼きました。

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ヤングなでしこが出場した昨夜のU20女子ワールドカップ

オリンピックの男子サッカーの仇をとるような、攻撃サッカー
で、4-1でメキシコを下した。

柴田のドリブル突破からのシュートも良かったが、私の
お気に入りは 猶本のミドルシュート、すばらしいゴール
でしたね。

でも苦言も一つ、スローインで5回もファールをとられる
なんて、恥ずかしいぞ、て言うかせっかくのマイボールを
むざむざ相手に渡してしまうんだから、接戦だったら失点に
繋がってしまう危険もある

面白かったのは、途中出場の田中(陽)コーナーキックで
遅延行為をとられたのに、眼をクリクリさせながら、その後
水をガブのみして、時間を使っていた。
肝っ玉ヤングなでしこだね。
家内と大笑いしながら見ていたよ。

次はニュージーランドの戦いだ、身長の高い相手との戦い
をどうするのか、楽しみだ。
それと試合をリードする司令塔が誰になるのか、今後の
試合の中で決まっていくだろうと思う。
なでしこの沢選手のような人材は、1夜にしてならずである