映画と海外ドラマと猫

「私の国」を観てから韓流にハマってます。

in the mood for love.

2009-06-25 18:45:32 | Weblog
in the mood for love.


この動画のことです。

『花様年華』にも『2046』にも出てこないシーン。
ずっと心を縛られた過去に愛した女性との再会。

最後の壁の穴にささやく自分の秘密。
「昔、秘密を持った人は、山奥の樹に穴を開けてそこに秘密を話す。
そしてその穴を土で埋めると秘密は守られる。」
この話が2つの映画のあちこちに散りばめられている。
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[2046]という映画。

2009-06-25 15:09:45 | Weblog
やっと観ました。ウォン・カーウァイ監督の作品。
キムタクが登場するというので話題になった映画ですが、
それゆえに観なかった作品だと思う。

「花様年華」の続編ではないと監督は言うものの。
これはやはり、「花様年華」を観てからの方が判りやすいと思う。
主人公(トニー・レオン)は
「花様年華」のなかでも新聞社に勤めていて、映画の中でシンガポールへ行った。
そのシンガポールで、やはり新聞のコラムを書いて生計を立てている。
が儲からないので再び香港に戻り官能小説に転向。
それが売れ出し、遊びも覚える。
気ままで自由な暮らし。でも心の中では「花様年華」
の時の恋、プラトニックで終わったマギー・チャンへの忘れがたい恋。
そのため、自分の滞在するホテルでの悲恋(日本人ビジネスマン・キムタクと
ホテルの娘)に触発されて自伝的な近未来小説「2046」を書き始める。
その現実と小説の世界が入り混じり、判り難くしているようです。

だれもハッピーエンドにはならない、
過去に囚われた人々の寂しさの残る映画でした。



YouTubeでこんな映像を見つけた。
"In The Mood For Love" Alternate Ending

映像を貼れなかった。これは「花様年華」の別のエンディングなのでしょうか?

ウォン・カーウァイ監督は撮影期間も長く、たくさんのフィルムを使う事で有名。
こんなシーンも撮っていたんですね。

映像と音楽が定評の監督、今回も女優さんが豪勢。キレイです。
照明の使い方が面白いです。顔のすぐ近くに照明器具が置かれて光と影と
その光を通した髪などが美しい。
あと壁の汚れがあえて、背景として使われているんです。
幻想的で長~い映画です。
コメント (4)
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