余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

シャララ

2021-07-05 23:33:53 | 水声の詩
迷いながら生きていく
光と影の三次元世界
ドラマチックに折り重なる
空の色と空気のにおい
やがて時計が止まる
口ずさむ不思議なメロディーは
優しい髪をなびかせる
鼻から口へ
呼吸のリズムが時を刻んでいく
ロマンチックなシルエットは
二つの影を長くさせる

ネコとイヌがじゃれあっている
毛の動きが四次元になる
思わずでた涙の雫が
ネコとイヌをさらにかわいくする
僕もじゃれあいにいく
三匹のじゃれあいが輪になる
そして輪は無数に広がる
輪は空気に融合して音をだす
一秒から二秒三秒へと
シルエットと輪と音は
光の汽車へと乗り込んで
旅の始まりの汽笛がなる

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