余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

言葉の

2023-02-17 23:28:43 | レターの膜(短歌)
言葉の
大海にまばたき
をして
どこまでゆけるか
確かめにいく
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この歌らは

2023-02-16 23:26:06 | レターの膜(短歌)
この歌らは
恋をした記憶
の断片
くすぐる頬と
涼やかな首

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秋の風

2023-02-14 23:24:21 | レターの膜(短歌)
秋の風
終わらなかった
恋がまた
蘇える月
今宵の満月

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雪肌

2023-02-13 00:11:24 | 写真の扉の詩
雪の肌
冷たさの暖かさ
霧がでて
靄がかかる
肌に熱がともり
朱々とたつ
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修羅

2023-02-13 00:10:20 | 十五の詩
修羅になる
猫を跳び越え
鳩を飛び越え
遥か遠くに獣が見える
融合していく
修羅がゆく
激しく修羅になっていく
立ちつくす影
赤い手の平
黒い足裏
歩く
歩く
枝分かれてて
修羅
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