カスマグサ(かす間草)
マメ科ソラマメ属
本州から九州にかけての野原や川岸などに自生する1年草です。
「カラスノエンドウ」と花や実莢を比べてみると違いがわかります。
「カラスノエンドウ」は茎に実を付けるソラマメに似ていますが、「カスマグサ」はサヤエンドウのミニチュアといったらわかりやすいかも。
「スズメノエンドウ」は花茎に3~5個の花を付け、莢に毛があり中に種が2個あるのが一般的で、「カスマグサ」は、花茎に2個の花を付け、莢に毛がなく中に種が3から4個あるので同定のポイントとなります。
「カスマグサ」の名前の由来は、仲間の「カラスノエンドウ」と「スズメノエンドウ」の中間の花という意味で、それぞれの頭文字のカとスの間の草「かす間草」と名付けられました。
2018.4.24撮影 房総丘陵にて