国内の新たな感染者は502人、感染者の累計は8万7349人
国内では6日、新たに502人の感染が確認され、国内の感染者は8万6637人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は8万7349人になりました。
また、新たに確認された死亡者は7人で、死亡者の累計は1624人になりました。
都内の新たな感染者は177人、感染者の累計は2万6727人
東京都では6日、新たに177人の感染が確認され、都内の感染者の累計は2万6727人となりました。
このうち、10歳未満から30代が98人で全体のおよそ55%を占めていますが、60代以上の感染者もおよそ15%の26人と増えてきています。
また、経路不明の感染者は113人で64%です。
なお、新たに確認された死亡者は1人で、死亡者の累計は414人になりまりました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が5割を超えていますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
病院や特別養護老人ホームでクラスターが発生しているほか、家庭内感染により重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大しています。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計
家庭内感染の割合が急増
家庭内感染の割合が急増している背景には、無症状の「隠れ感染者」が家庭に持ち込み家族に感染させていること、病院や療養宿泊施設を希望しない感染者が自宅療養中に家族に感染させていること、新規感染者の増加により、病院や療養宿泊施設の調整にあたる保健所などの業務が繁忙のため調整が遅れて、やむなく自宅待機している感染者が家族に感染させていることなどによります。
こうした状況では、水面下で急増している市中の感染拡大に歯止めをかけることは不可能で、医療体制の崩壊の引き金になります。
国内の感染状況
世界の感染者3560万人超え、死亡者は104万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間7日午前3時の時点で3560万1426人となりました。
また、死亡者は104万5563人となりました。
国別の感染者は、アメリカが746万7186人と最も多く、インドが668万5082人、ブラジルが492万7235人、ロシアが123万1277人、コロンビアが86万2158人などとなっています。
また、死亡者は、アメリカが21万355人と最も多く、ブラジルが14万6675人、インドが10万3569人、メキシコが8万1877人、イギリスが4万2535人などとなっています。
主な国・地域の感染状況