国内の新たな感染者は748人、感染者の累計は9万6707人
国内では23日、新たに748人の感染が確認され、国内の感染者は9万5995人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は9万6707人になりました。
また、新たに確認された死亡者は12人で、死亡者の累計は1723人になりました。
都内の新たな感染者は186人、感染者の累計は2万9706人
東京都では23日、新たに186人の感染が確認され、都内の感染者の累計は2万9706人となりました。
このうち、10歳未満から30代が86人で全体のおよそ46%を占めていますが、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ20%の37人です。
また、経路不明の感染者は111人でおよそ60%です。
なお、新たに確認された死亡者は3人で、死亡者の累計は445人になりました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が5割を超えていますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
病院や特別養護老人ホームでクラスターが発生しているほか、家庭内感染により重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大しています。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計
家庭内感染の割合が急増
家庭内感染の割合が急増している背景には、無症状の「隠れ感染者」が家庭に持ち込み家族に感染させていること、病院や療養宿泊施設を希望しない感染者が自宅療養中に家族に感染させていること、新規感染者の増加により、病院や療養宿泊施設の調整にあたる保健所などの業務が繁忙のため調整が遅れて、やむなく自宅待機している感染者が家族に感染させていることなどによります。
こうした状況では、水面下で急増している市中の感染拡大に歯止めをかけることは不可能で、医療体制の崩壊の引き金になります。
国内の感染状況
世界の感染者4196万人超え、死亡者は114万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間24日午前3時の時点で4198万2448人となりました。
また、死亡者は114万422人となりました。
国別の感染者は、アメリカが844万895人と最も多く、インドが776万1312人、ブラジルが532万3630人、ロシアが147万1000人、フランスが108万4023人などとなっています。
また、死亡者は、アメリカが22万3381人と最も多く、ブラジルが15万5900人、インドが11万7306人、メキシコが8万7415人、イギリスが4万4661人などとなっています。
ヨーロッパ各国では先月以降、ことしの春を上回る水準で、新型コロナウイルスの感染が再び拡大しています。
主な国・地域の感染状況