国内の新たな感染者は5291人、感染者の累計は54万8256人
国内では21日、5291人の感染が確認されました。
感染者が急増している大阪府は過去最多を更新する1242人で、23日連続で東京都の新規感染者数を上回りました。
兵庫県の563人、奈良県の112人、三重県の57人、新潟県の48人、福井県の26人も、1日の感染者数としてはいずれも過去最多を更新しました。
東京都の843人、愛知県の312人、神奈川県の252人、埼玉県の227人、京都府の128人は、いずれも2回目の「緊急事態宣言」解除後最多でした。
これで国内の感染者は54万7544人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は54万8256人になりました。
また、新たに確認された死亡者は49人で、死亡者の累計は9786人になりました。
重傷患者は前日より22人増の791人となりました。
重症化しやすい変異ウイルスの急拡大で関西圏及び首都圏では医療提供体制や病床はひっ迫していますので、重症化しても専門病床に入院できない最悪の事態も起きています。
政府は、20日から来月11日まで、埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県にも「まん延防止等重点措置」を適用しましたが、人と人との接触を抜本的に減らさない限り、感染爆発を止めることは不可能で、現に、先に適用されている大阪府や東京都では感染拡大が続いています。
残念ながら菅内閣には強いメッセージは期待できず、最前線で治療にあたる医療関係者からは落胆の声が上がっています。
都内の新たな感染者は843人、感染者の累計は13万2042人
東京都では21日、2回目の「緊急事態宣言」解除後最多の843人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は13万2042人となりました。
このうち、10歳未満から30代が485人で全体のおよそ58%、重症化リスクが高い60代以上の感染者はおよそ13%の107人でした。
21日までの7日間平均は665.3人で、前週比では133.8%と増加しています。
また、経路不明の感染者はおよそ55%の467人です。
なお、新たに確認された死亡者は4人で、死亡者の累計は1856人になりました。
新規感染者数の動向>
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
身近な人々の命と暮らしを守るために
感染爆発が全国に波及すれば、国民の命だけでなく終息後の経済を立て直すことすら不可能になります。
ワクチン接種が一般的なものとなり、感染拡大を抑え込むまでは、人と人の接触を8割減らすより強い対策を講じ、抑え込んでから経済に総力で取り組むことが、経済の再生に有効なことが多数の経済の専門家により分析されています。
最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。
最前線で戦っている医療従事者に感謝して、解除後も不要不急の外出を自粛しましょう。
国内の感染状況
世界の感染者1億4333万人超え、死亡者は305万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間22日午前6時20分の時点で1億4333万5581人となりました。
また、死亡者は305万464人となりました。
主な国・地域の感染状況