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埼玉県草加市のマンホール蓋(その1)公共下水道関連

2022-03-29 18:56:19 | マンホール蓋

2022.03.26更新 新たに増えたマンホール蓋を取り込み、小さな画像サイズに統一しました。

草加市は、昭和30年に草加町、谷塚町(旧谷塚村)、新田村による町村合併の結果、 新生草加町が誕生し、その後の編入・分離によって現在の市域がほぼ確定しました。昭和33年11月1日には、県下21番目に市制を施行しました。
その後、東洋一といわれた大規模な住宅団地の造成、東武鉄道・営団地下鉄日比谷線(現東京メトロ日比谷線)相互乗り入れなどを受けて人口が急増し、都市化が進行しました。

草加市は、埼玉県の東南部に位置し、市域の南部を東京都足立区、北部は越谷市、東部は吉川市・三郷市・八潮市、西部は川口市に接しています。水と緑に恵まれた中川、綾瀬川下流域にひらけた東西7.24キロメータ、南北7.6キロメータ、総面積27.46平方キロメータの都市です。人口は平成30年1月1日時点で24.7万人強、世帯数は11.4万世帯強となっています。

江戸時代には、寛永7年(1630年)に幕府の公認を受け正式に日光街道の伝馬宿と認められた草加宿は、その後参勤交代や日光社参、さらには一般旅人の往来もあって大きなにぎわいをみせるようになりました。
元禄2年(1689年)には松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で草加宿に歩みを残したのをはじめ、伊能忠敬・渡辺崋山など多くの文人らの通行によって、「街道文化」ともいえる独特な文化を創り出していきました。
また、綾瀬川・中川などの河川は、周辺の村々で生産された農産物を江戸に運ぶことにも活用され、荷積み・荷揚げに用いられた河岸(かし)もにぎわうようになり、その後宿場北端の街道沿いには松が植樹され、それはやがて街道を行き交う旅人に草加松原として知られるようになりました。

市章は、草加の「草」の古字「艸」と「カ」を図案化したもので、3つの円は2町1村(草加町、谷塚町、新田村)の合併、3つの線は3地区の編入を意味します。 (昭和33年11月1日制定)

町の花は「キク」、町の木は「マツ」です。(以上は、草加市HPより)

私は、草加市と言えば以前街道歩きをした日光街道の宿場町、そして「草加せんべい」と「草加宿七福神巡り」を思い浮かべます。
旧日光街道には宿場が21カ所設けられましたが、草加宿は日本橋から数えて2番目、距離にして17km強の宿場です。
こちらは、矢立橋から草加松原を眺めています。
   
こちらは、草加宿七福神巡りのスタンプです。


市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
草加市は、平成30年8月11日に第8弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
市制60周年を記念して草加せんべいキャラクターであるポリポリくんがデザインされたマンホール蓋です。パリポリくんは草加市の観光大使を務める5歳の男の子。草加せんべいのルーツについては諸説ありますが、最も有力なのが「おせんさん」のエピソード。日光街道草加宿で茶屋を営んでいたおせんさん。ある日売れ残った団子の処分に困っていたところ、通りがかったお侍が「団子を捨てるのはもったいない。つぶして乾かし、焼餅として売っては」とアドバイス。早速売り出したところ大評判となり、日光街道の名物になりました。そんな縁の深い草加せんべいを今日も元気に頬張っています。

引き続き、平成30年12月14日に第9弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
「百代橋」は国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」に架かる草加のシンボル橋です。 1986(昭和61)年に完成した和風の太鼓形歩道橋で、東武スカイツリーライン獨協大学前<草加松原>駅から東に抜ける松原文化通りをまたぎ、南北に流れる綾瀬川に沿って国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」をつないでいます。 橋名は公募の中から松尾芭蕉の『おくのほそ道』冒頭の「月日は 百代の過客にして…」にちなんで名付けられました。 “百代”は永遠を意味し、歴史的遺産である「草加松原」を市民の共有財産として末永く後世に引き継ぐとの意味を込めています。

こちらは、第8弾のマンホールカードに印刷されている蓋です。
当該マンホール蓋は、右写真の草加市文化会館内の伝統産業展示室『ぱりっせ』で展示されています。
実設置されている蓋は無いそうです。
 

こちらは、第9弾のマンホールカードに印刷されている汚水蓋です。
蓋の上部には、耐荷重数字「25」が表記、左右には管理番号欄があります。
この管理番号欄は市のHPによれば、
蓋の左側の6桁は下水道台帳図上の管理番号。右側の7桁は2桁、3桁、2桁に分けられ、上から2桁は下水を処理するエリアの1から10までの番号。次の3桁のうち最初の2桁は43までの数字で、汚水・雨水や幹線・枝線などの下水道管の機能を表わしています。次の1桁は、起点・中間点などのマンホール機能を表わす1から5までの番号です。最後の2桁は下水道台帳図中のマンホールの連番号です。
と説明がありました。
 
こちらの蓋は、耐荷重数字「14」が表記されています。

こちらは白色にコーティングされている蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。
こちらの蓋は、耐荷重数字「14」と表記されています。
左右の蓋で管理番号欄の枠が違うように見えます。
  
こちらの蓋は、耐荷重数字「25」と表記されています。
左右の蓋で管理番号欄の枠が違うように見えます。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは、同じデザインの小型マンホール蓋です。
こちらはカラー蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。
こちらの蓋には、耐荷重数字の表記がありません。
 
こちらは、
 

こちらは雨水蓋です。
 
こちらはノンカラー蓋です。
こちらの蓋は、耐荷重数字「14」と表記されています。
左右の蓋で管理番号欄の枠が違うように見えます。
 
こちらの蓋は、耐荷重数字「25」と表記されています。
 
こちらは親子蓋です。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
JIS規格模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
 

こちらは雨水蓋です。
   

こちらは汚水蓋です。
    
こちらの蓋には、中央に下水構えに囲まれた市章、上部には「H」の文字が見えます。

こちらは、枠に模様がある蓋です。

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは汚水蓋です。
中央の市章の下に「お」の文字があります。

上部に耐荷重量を表す記号「T-25」と日之出水道機器㈱のロゴが見えます。

上部に耐荷重量を表す記号「T-25」と虹技㈱のロゴが見えます。
 
上部に耐荷重量を表す記号「T-25」と日本鋳鉄管㈱のロゴが見えます。
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
いずれも用途記載がありません。
 

以降は、小型マンホール蓋です。
こちらは、JIS規格模様の汚水蓋です。

こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。

こちらのデザインも他自治体で見かける模様の汚水蓋です。

最後は、「用水」と書かれた親子蓋です。
越谷市との境、草加市八幡町の古綾瀬川と葛西用水に挟まれた場所で見つけました。
葛西用水に係わる蓋なのでしょうか。


次回(その2.)では、上水道関係の蓋を整理します。

コメント (2)
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