谷村町の経緯は、明治29年3月7日南都留郡谷村が町制施行して谷村町が誕生します。その後、昭和17年4月1日に三吉村と開地村を編入します。
しかし、昭和29年4月29日南都留郡谷村町、宝村、禾生村、盛里村、東桂村の1町4村が合併し都留市が誕生することにより、谷村町は廃止となります。
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に移ります。
都留市の公共下水道事業が、平成5年度に事業を開始し、平成16年度より供用開始しているようです。
残念ながら、谷村町時代の公共下水道のマンホール蓋は見る事が出来ません。
谷村町の上水道(谷村上水道)は、大正10年3月に布設の認可を受け、大正11年12月31日多年の念願であった工事が完成し、大正12年4月19日に水道通水式が行なわれたようです。
こちらは、消火栓の蓋です。
蓋面は、かなりすり減って読み取りづらいので、右に拡大してみました。
右からの読みで、上から「町村谷」、「道水」、「栓火消」と読み取れます。
こちらは、止水栓の蓋です。
こちらも読みづらいですが、上に「道水」、下に「栓水止」と書かれています。
都留市の訪問は一度だけで、散策時間は3時間程です。
その間、旧谷村町には40分程しか有りませんでしたので、もう少し時間をかけて散策すれば上水道関係の古い蓋を見つけられるのかも知れません。
以上で、その2.旧谷村町のマンホール蓋の整理は終了です。
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