八潮市の経緯は、昭和28年に町村合併促進法が公布されたことに伴い、昭和31年9月28日に八條村、潮止村、八幡村の三村が合併し八潮村が誕生します。その後、昭和39年に町制施行し八潮町となり、昭和47年には市制を施行し八潮市となり、現在に至っています。
八潮市は、埼玉県の東南端に位置し、都心から20キロメートル圏内で、関東地方のほぼ中央に広がる中川低地上にあります。面積は18.02平方キロメートルで、東西が5.23キロメートル、南北が7.45キロメートルの花瓶形をした地形で、東を中川、西を綾瀬川、南を垳川の河川に囲まれ、古くから河川の恩恵と災いを受けてきました。
東は三郷市、南は足立区・葛飾区、西と北は草加市に接しています。 人口は、令和2年7月1日時点で9.2万人強、世帯数は4.4万世帯強となっています。
町章は、八條・潮止・八幡の三か村が合併して誕生した八潮の二文字を図案化したもので、和合による円満な発展を願う気持ちを表現しています。(昭和39年9月17日制定)
八潮市では、「八潮ツリー」と呼ばれるシンボルマークが市制施行20周年記念の際に制定されました。
人間のエネルギーをテーマに、未来に向かって伸びゆく八潮市をダイナミックで先進的な造形によりシンボライズしています。
大地にしっかりと根をおろし、市民と市役所が一致協力して実りある、あたたかい明日をめざす「成長樹」です。(平成4年1月15日制定)
市の花は「クチナシ」・「ハナモモ」、市の木は「イチョウ」、市の鳥は「ハクセキレイ」です。(以上は、八潮市HPより)
前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
八潮市の公共下水道は、雨水と汚水を別々の管で流す分流方式を採用しているようです。汚水は、埼玉県の中川流域下水道に接続し、三郷市にある中川水循環センターで最終処理され中川に放流されています。
それでは、マンホール蓋の整理です。
八潮市では2種類のデザインマンホール蓋を見つけました。
一つ目は、全体を青色、紫色、白色を使ったステンドグラス風にデザインし、その中央に小魚を加えた「シラサギ」が配されたデザインです。市の鳥は「ハクセキレイ」ですが、市内を流れる河川、河川敷、用水路などに多くの「シラサギ」見られるのかも知れません。
こちらは雨水蓋です。
左蓋は白色にコーティングされている感じ、右蓋はノンカラーです。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、ノンカラーの小型マンホール蓋です。
左が雨水蓋、右が汚水蓋です。
二つ目は、中央にカラー配色した市の花「クチナシ」、その周りを三重に市の木「イチョウ」の葉がデザインされています。
こちらは雨水蓋です。
こちらは親子蓋です。
こちらは汚水蓋です。
こちらは親子蓋です。
こちらは、中央の市の花「クチナシ」がノンカラーの小型マンホール蓋です。
こちらは、全体が黄土色にコーティングされた蓋です。
右蓋は小型マンホール蓋です。
次は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格蓋模様です。
用途記載がない蓋です。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
次は、亀甲模様のΦ900径の雨水蓋です。
こちらは、毘沙門亀甲模様のΦ900径の雨水蓋です。
こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは、インターロッキングタイプの蓋です。
ただ、用途記載がないので公共下水道関係の蓋かどうかは不明です。
以降は、小型マンホール蓋です。
最初は、亀甲模様の汚水蓋です。
こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは、プラスティック製の汚水枡の蓋のようです。
中央には、市の花「くちなし」がデザインされています。
写真では大きな蓋に見えますが、実際の大きさΦ200径程度です。
最後は中央に市章が入った角蓋です。
雨水か汚水か判りませんが枡蓋のような気がします。
以上で、その1.公共下水道関係の蓋の整理は終了です。
その2.では八潮市の上水道関係他の蓋を整理します。
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