goo blog サービス終了のお知らせ 

老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

二地域居住の醍醐味 〜 青山ってなんてオシャレな街なんだろう!

2020年06月18日 | 東京⇔京都・二地域居住 & ノマドライフ

京都と東京、どちらが魅力的か ?

と問われたら

それは間違いなく京都、、、、

と私は即座に答えるだろう。

ただ、その私にとって

唯一の例外となるのが

この青山という街、、、、

とにかく、オシャレ度が半端ではないのだ。

表参道のケヤキ並木、

夕暮れ時のブティックの灯り

行き交う女性や

カフェに集う若い男女の洗練されたファッション

外苑の銀杏並木、

贅沢な道幅の青山通りや表参道

( → 青山通りは1964年の東京オリンピックの際

22メートルから40メートルに大幅拡張された )

表参道ヒルズなど低層建築の連なり

明治神宮や赤坂御所、青山霊園などの

公共空間の多さ、、、等々

どれをとっても他の街にはない

上品で魅力に満ち満ちた街だ。

( 付け加えれば、

浸水の危険のある銀座と異なり

青山の方は海抜的にも申し分ないから、

たとえ荒川が決壊しても大丈夫だろう。

外苑や青山霊園など公共空間=空き地が多いから

地震などの災害にも強いはずだ )

地価が高騰した東京では

これほど木々や公共空間に恵まれたエリアの再現は

金輪際不可能だが、

金輪際再現不可能、、、という点では

京都の鴨川に似ている。

元々は葦の生え繁る荒ぶる川にすぎなかったものが

平安遷都以来1200年かけて

今の姿に整えられてきた鴨川と、

明治神宮の創建以来門前町として栄え

終戦後はGHQの米軍の高級将校の居住エリア

となるなど数奇な変遷をへて

唯一無二のファッション街ヘ

発展をとげてきた青山と

長い歳月をへて

贅沢に醸成された都市空間、、、

という点では両者同じなのだ。

というわけで、京都と青山、

それぞれの街の魅力を満喫しながらの往来という

私の二地域居住は

まだまだ続きそう、、、、、

下は、青山人気の火付け役となった

田中康夫さんの

「なんとなく、クリスタル」

従前は、この「なんとなく、クリスタル」を

単に「なんクリ」 と呼んでいたが、

「33年後〜」が出てからは、

「33年後のなんとなく、クリスタル」

の方を「いまクリ」

こちらの「なんとなく、クリスタル」

の方を「もとクリ」 と呼ぶらしい。

「 大学生でモデルの主人公・由利。

バブル経済に沸く直前、一九八〇年の東京を

「皮膚感覚」で生きる若い女性たちを描き、

八〇年代以降の日本人の精神風土、

そして「豊かさ」の終焉までを予見。

膨大な「注」に彩られ、

精緻で批評的な企みに満ちた、文藝賞受賞作。

著者について

1956年、東京都生まれ。
 
一橋大学法学部卒業。
 
『なんとなく、クリスタル』で80年、文藝賞受賞。
 
主著に『昔みたい』『サースティ』他多数  」

「 これほど深く、徹底的に、資本主義社会と対峙した小説を、

ぼくは知らない----高橋源一郎氏

1980年東京。

大学に通うかたわらモデルを続ける由利。

なに不自由ない豊かな生活、でも未来は少しだけ不透明。

彼女の目から日本社会の豊かさとその終焉を予見した、永遠の名作  」

◇ 

京都移住について考える・「老後は京都で」~トップページに戻る

( インスタグラム版「老後は京都で」は → コチラ )

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 渋谷の現在(いま) 〜  ... | トップ | 二地域居住のリアル ~ 新... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ポテ太)
2020-06-19 09:34:26
キラー通りから、骨董通りの間が好きです。
行きかう人がとても素敵に見えるのはなぜだろう。
邪魔な電信柱が無いからでしょうか?それだけでは無いでしょう。
この南北には個性的なお店、レストラン、カフェが目白押し。京都とは対称的な雰囲気で、現代を感じます。
本当に魅力あふれるエリアですね。
返信する
Unknown (京カフェ)
2020-06-19 13:15:53
ポテ太 さま

行きかう人がとても素敵に見えるのはなぜだろう、、、、
このポテ太様のご指摘まさに至言ですね。
これほど水準の高い美しい若い女性の
集う街は他にはないですね。
(ギャルの街・渋谷とか、オバサンの街・銀座とかとは
全く異質の街です)
六本木通りと異なり首都高の高架橋がないので
空が抜けているのもいいですし、
公共空間=空き地が多いので災害にも強いと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京⇔京都・二地域居住 & ノマドライフ」カテゴリの最新記事