こちらは、とても思い出深いお店。
中華なんどすけれど、私は勝手に「京風」と付けさせて頂きます。
古いお店なのでご存じの方も多いと思いますが今日はこちら、盛京亭さんのご紹介どす。
場所は、祇園町の四条通り北側の花見と切通しの間なのですが・・・見落とします!
鍵善さんを西に、にさん軒行くと細~い路地が有ります。
その路地のどんつきのお店が『盛京亭』
お昼の定食も有りますし、単品でお願いすることも出来ます。
私は小さな頃、亡くなった祖母と一緒にこちらにお邪魔していました。
いつも注文するメニューは同じで、クラゲと胡瓜の前菜。
ピータン、蒸し鶏、酢豚、ふかひれスープ、鳥の空揚げ、揚げ焼きそば、そして〆は
焼き飯・・・これを、なぜか・・・お茶漬けで!?
祖母は家でも外でも食事の後は必ずお茶漬けなのです。
その調子でこちらのお店でも〆に焼き飯をお茶漬けにするのどす。
フレンチなどに行った時はちゃんと『お茶漬けすんので、白ごはんおくれやす』と言うの
ですが盛京亭さんはその必要なし!
つまり、焼き飯でお茶漬け出来るほどあっさりしているのどす。
まるで、炊き込みご飯の様な感じどす。
ですので、お茶をかけて「さら~さら~」と頂けるのどす。
でも、子供の頃の私は「焼き飯は焼き飯のまま、食べたらいいのに~」て、思てました(笑)
今思い出すと中々、カッコいい、イケてるお婆ちゃんどしたね
そんな、事をふっと思い出しながらたまに、寄せて頂きます。
(注意): いつもいっぱいです。もしくは、品切れ・・・が多いです。電話予約しはった方が
無難どす。
075-561-4168
花街の人は、こうもせんと体がもたんのどっしゃろか。
いつかご馳走しますよって案内しとくれやす。
焼き飯は、絶品ですね。
新装してからは、行っておりません。
今度、ご一緒しましょう。