ごぼうは泥が付いているので、ついつい丁寧に皮をむいてしまうかもしれませんが、それはちょったまった方がいいかもしれません。
大事なものを捨てているかも!

ごぼうだけではなくて、人参、じゃがいも、里芋など根菜全般に言えることですが、皮に近いほど香りやおいしさ、栄養などがたくさん詰まっています。これは、皮に近い部分が新陳代謝が活発で、新しい細胞ができているためです。逆に、芯に近い方は古い細胞が集まっていて、皮の近くにある細胞よりも、美味しさや、栄養価などが劣っています。
ですから、皮をむいてしまうのは一番おいしい部分を捨てて、古い細胞の層ばかり食べているということになるのです。
ごぼうなどは、上の写真のように芯をくりぬいて皮だけを出す料理も存在します。