食物繊維は腸内の環境を整える栄養素として知られています。
米食が基本の日本人は、この食物繊維の摂取量が少ないと言うことで、一日に20gとりましょう、などの指針があります。
このなかなか取りずらい食物繊維がたっぷりとれるという、注目されている野菜がある、と「林修の今でしょ講座」番組内で紹介されていました。
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注目されている野菜とは、らっきょう。
意外な野菜に食物繊維があるんですね。
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水溶性の食物繊維は腸内でゼリー状になり、血糖値の上昇を緩やかにし、コレステロールの吸収を妨げたり、腸内環境を整えて便秘対策に強力に働くと言うことです。
不溶性は腸内を刺激して、便秘を予防したり、有害物質の排せつを促します。
らっきょうはこのうち、水溶性の食物繊維の量が飛びぬけて高く、なんとキャベツの50倍もあると言うことです。
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とにかく、圧倒的な水溶性食物繊維をもつらっきょうですが、水溶性と言う性質をよく知らないと、効率よく摂取できません。
水溶性とは水に溶ける性質のことなので、らっきょうでよく食べられている甘酢漬けなどにしてしまうと、調味液へ食物繊維が溶け出してしまうのです。
お勧めの食べ方としては、生のまま食べるか、焼きらっきょう、薬味などに使用するとよいそうです。
焼きらっきょうは、油をひいたフライパンでらっきょうを3分間焼くだけ。
らっきょうの名産地鹿児島や鳥取では、一般的な食べ方なのだとか。
僕は塩もみしたらっきょうを、花かつおと醤油でいただくのが好きです。