明るいニュース・
山鉾巡行にかつて参加していた、
幕末の元治元(1864)年の「蛤御門(はまぐりごもん)の変」で焼失した
「大船(おおふね)鉾」について、
地元の四条町大船鉾保存会(京都市下京区)が、
蛤御門の変からちょうど150年となる平成26年の巡行復帰を目指し、
鉾の復元を進めている。
関係者らは「待ち遠しい」と大いに期待している。
平成9年、約130年ぶりに、演奏を担当する囃子(はやし)方が復活。
また21年には祇園祭の山鉾巡行がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたこともあり、
同保存会が市や祇園祭山鉾連合会などの協力を得て昨年6月に復元を決めたという。
今年4月には、現在32基ある山鉾の「33基目」となることも決まり、
同連合会の33番目の正式会員になっています。
製作にあたっては、
幕末から明治にかけて活躍した日本画家、幸野楳嶺(こうの・ばいれい)が
焼失前の大船鉾を直接見て描いたとされる絵などを参考に、
寸法は懸装品の大きさなどから割り出した。
復元する大船鉾は、船形の上に屋形を配し、車輪などをつけた構造。
製作中の船形部分は、全長約6・5メートル、最大幅約3・3メートル、
高さは最も高い舳先(へさき)までで約4・8メートルといい、
原寸模型をつくり終え、現在実物の製作に入っているという。
船形部分を今年9月にも完成させ、10月にはお披露目したいという。
同保存会の理事長は「実物を見ると、感無量になる。
復興へ向け、実感がわいてきます」と話している。
山鉾巡行にかつて参加していた、
幕末の元治元(1864)年の「蛤御門(はまぐりごもん)の変」で焼失した
「大船(おおふね)鉾」について、
地元の四条町大船鉾保存会(京都市下京区)が、
蛤御門の変からちょうど150年となる平成26年の巡行復帰を目指し、
鉾の復元を進めている。
関係者らは「待ち遠しい」と大いに期待している。
平成9年、約130年ぶりに、演奏を担当する囃子(はやし)方が復活。
また21年には祇園祭の山鉾巡行がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたこともあり、
同保存会が市や祇園祭山鉾連合会などの協力を得て昨年6月に復元を決めたという。
今年4月には、現在32基ある山鉾の「33基目」となることも決まり、
同連合会の33番目の正式会員になっています。
製作にあたっては、
幕末から明治にかけて活躍した日本画家、幸野楳嶺(こうの・ばいれい)が
焼失前の大船鉾を直接見て描いたとされる絵などを参考に、
寸法は懸装品の大きさなどから割り出した。
復元する大船鉾は、船形の上に屋形を配し、車輪などをつけた構造。
製作中の船形部分は、全長約6・5メートル、最大幅約3・3メートル、
高さは最も高い舳先(へさき)までで約4・8メートルといい、
原寸模型をつくり終え、現在実物の製作に入っているという。
船形部分を今年9月にも完成させ、10月にはお披露目したいという。
同保存会の理事長は「実物を見ると、感無量になる。
復興へ向け、実感がわいてきます」と話している。