うなぎ業界、価格急騰で夏バテ…
どうなる「土用の丑の日」
この時期うだるような暑さを乗り切るスタミナ源で人気のウナギ。
1年でうなぎが最も売れるという27日の「土用の丑の日」まで1週間を切ったが、
価格の急騰で業界はもうすでに夏バテ気味だとか?
追い打ちをかけるように、
米国が野生生物の保護を目的としたワシントン条約の規制対象にウナギを加えようとしていることも判明。
庶民の味になったうなぎはもう気軽に食べられなくなってしまうのか。
アフリカ産の輸入などで活路を見いだす試みも始まっているというが。
水産庁によると、稚魚が3年連続で不漁、成魚も価格が上昇。
日本養鰻組合連合会によると、稚魚は、昨年の3倍近くに上がった。
さらに、資源量の減少を懸念する環境保護団体からの要望を受けて、
米政府は野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約の規制対象にする検討。
規制を免れるためには、国内での養殖が不可欠だが、
ウナギの養殖場で卵から孵化する完全養殖をしている所は皆無。
現状では海外から稚魚を輸入して育てるしか方策がないという。
危機感を募らせた水産庁の依頼で、
水産総合研究センター「ウナギ統合プロジェクトチーム」を発足させた。
稚魚を人工的に大量生産する技術の研究開発を進めるためセンターは
平成22年にウナギの完全養殖に初めて成功しているが、
孵化から稚魚に育つまでが非常に難しく、
現在の技術では年間600匹程度しか生産できないという。
輸入の99%を中国・台湾に頼る現状を打破する試みも始まっている。
ある商社は6月末、アフリカ・マダガスカル産の輸入を試験的に始めた。
評判は良く8月から毎週1トン近くを輸入する。
アフリカからの本格輸入は日本で初めてで、
国産養殖ものより4割程度安くできる見込みだという。
聞くところによると、
その昔うなぎは高価でなかなか庶民の口には入らなかったと言う。
ならば、「夜のお菓子」で知られるうなぎパイ
浜松と言ったら、ウナギよりうなぎパイ?
「夜のお菓子」よくお土産でも戴きます。
キャッチフレーズの「夜のお菓子」はもともと、
「パイを食べながら一家だんらんを過ごしてほしい」という意味だったそうです。
ところが発売当時、
夜の街としてにぎわっていた浜松と栄養価の高いうなぎが精力増強のイメージと結び付き、
思わぬ誤解が生んだヒット商品だという。
俺もずっとそう思っていた。・・ひょっとして・・アナタも??