そしてコチラは嬉しいニュースです。
家族得て、自信取り戻す=復活支えた妻の手紙―平岡選手
北京五輪で初戦負けの屈辱を味わってから4年。
自信を取り戻した平岡が、再び目指したロンドンで銀メダルを獲得した。
「周りの評価を気にしてばかりで、自信の無さは見ていてかわいそうだった」。
2009年に知り合った妻真汐さんは平岡選手の第一印象をそう振り返る。
当時の平岡選手は自分や家族の病気も重なり、立ち直れないでいたが、
そんな平岡選手の背中を真汐さんはそっと押し続けた。
合宿のたびに直筆の手紙を渡し、平岡選手は苦しいときに読み返したという。
「明るい性格が励みになった」と結婚を決めた。
翌年に福岡市で行われた全日本選抜体重別で平岡選手は3連覇を果たし、
試合後に真汐さんを家族に紹介。
その後に2人で交わした会話を真汐さんは今でも鮮明に覚えている。
「もう自分が代表に値する選手だと分かってきた?」と聞く真汐さんに対し、
平岡選手は言い切る。
「今は自信が持てるようになった」。
昨年6月には長女花菜ちゃんが誕生。
家族と責任感が増えた夫は
「周りの思いもくみ取って、畳に上がろうとしている」。
この4年間で人としての成長も感じる。
五輪代表が決まる直前の今年5月、真汐さんの誕生日に、
平岡選手は「ロンドン行きの切符をプレゼントにする」と誓い、約束を守った。
「金メダルがおまけで付いてきたらうれしいんだけど」。
昨年結婚しながら、五輪が終わるまで式を我慢してきた真汐さんは、
冗談めかして夫の健闘を祈ったという。
世界の夢舞台オリンピックには悲喜交々のドラマがあるんですねぇ~