なでしこ、初陣カナダを撃破
ロンドン五輪・サッカー女子1次リーグF組第1戦
(25日、日本2-1カナダ、英コベントリー)金メダルへ好発進!
4年に1度のスポーツの祭典は27日の開幕に先立って競技が始まり、
日本女子代表「なでしこジャパン」(FIFAランク3位)が1次リーグF組第1戦で、
カナダ(7位)に2-1と競り勝った。
前半33分に川澄奈=INAC神戸=の右足で先制すると、
主将のMF宮間あや=岡山湯郷=が追加点。
相手の反撃を後半の1点に抑えた。
ゴールへ、
勝利へ、
MF川澄が駆け上がる。
前半33分、MF沢のパスを受けたFW大野が
足裏で後ろに流したボールを、勢いそのまま右足シュート。
先制弾がゴールに刺さると、ガッツポーズを作った川澄。
「早くゴールを取りたい。早い時間帯に先制点を取って初戦を勝てれば、次の戦いも変わってくる。
イメージはあります。DFラインの背後に関わっていければいい」
先手必勝を期していた川澄の有言実行のゴォー~・~ル。
昨年9月の五輪アジア最終予選の初戦・タイ戦でも、
今年2月のアルガルベ杯初戦・ノルウェー戦でも決めた
『開幕女川澄』は、ロンドンでも強かった。
こんな話も?
「まるで男子生徒でしたよ」。
神奈川・弥栄西高(現・弥栄高)時代の担任で、
現在は同県立座間高サッカー部監督の内田雅之教諭は振り返る。
根っからの負けず嫌い。
バレーボールの授業では、
体育コースの選手の強烈スパイクにも腰を引かず立ち向かっていたと。
男子の体育の授業で倒立したまま歩行する課題が出ると、
横で見ていた川澄が突然逆立ちをしてひょこひょこ歩き出した。
「そんなことをいきなり出来た女子は川澄だけでしたね」。
運動神経と度胸はずぬけていたと。
「オリンピックには魔物が棲んでいる」と佐々木監督が表現した初戦を制した。
6月から分析ビデオで研究し、
男子高校、大学生と連日の練習で対策を練り体格に勝るカナダを倒し、
幸先のよい白星発進した。
4年前の北京五輪。ドイツに敗れた3位決定戦後、
バスの中で佐々木監督は言った。
「4年後、必ず金メダルを目指そう」。と
昨夏のW杯制覇で女子サッカーを取り巻く状況は変わったが、
全員が目標を見失うことなく成長を続けた。
思いは初めて夢舞台に立った川澄も同じ。
「日本女子サッカーに携わってきた方々のためにも、結果を出さなくてはいけない」。
W杯制覇から金メダルへ。
前人未到の偉業オリンピック金メダルへと、なでしこが力強く歩き出した。
なんだかメダルの匂いがプンプンしてきたなぁ~
ヤッパリなでしこはなんか・持ってるなぁ~
なでしこは28日の第2戦で、スウェーデン(同4位)と。
いやーいい試合を魅せてくれました。
何度も何度もビデオを観ていて・
気が付けば朝だった・・・元サッカー小僧の・・オヤジ