巡音ルカによるオリジナル楽曲です。
2002年(17年前!)に作られた詞が、ようやく曲を得たというところでしょうか。オリジナルの詞から変更した箇所も多いのですが、雰囲気は当時のイメージのまま。
どこか遠い異国の、名も無き楽師の片思い。この「どこか遠い異国」は、自分としては思い描いた町があるのですが。
そうそう、曲を聴いた外国の方から、マドリガルの要素がなくどちらかというとワルツですね、との感想(英語での書き込みになぜか緊張してしまいました)。
はい、その通りです。イギリスやイタリアの古楽にみるマドリガルの要素はまったく加味していません。というか、考慮していませんので悪しからず…なのです。なにしろ、そもそもの詞がそれらをまったく意識せずに作ったので。
煉瓦の路地裏 古びた石畳
夜警の靴音 月影に響く
個人的には、この部分の詞が気に入っています。