荒木一郎の「君に捧げるほろ苦いブルース」を、寺尾聰がドラマの劇中歌としてカバーしました。1987年のことです。
周りが聖子ちゃんがどうした、トシちゃんがこうした…なんて騒いでいる中、私は寺尾聰の大ファンだったという渋い小学生でした。きっかけはもちろん「ルビーの指環」。
それ以来、彼がテレビに出るのをまめにチェックして、宿題は忘れても寺尾聰は忘れない…そんな学生時代でした。田舎だったので、西部警察は放映していませんでした(かなりあとになって深夜枠で放送していました)。
このドラマも、観たのを覚えています(細かい内容は忘れてしまいましたが…)。
そしてこの歌を求めてレコード店に何度も何度も行って、そのたびに親しかった店員のお姉さんに探してもらったのでした。結局リリースされなかった幻の歌だったわけですが…。