2月15日~17日の予定で、静岡県に視察研修に行ってまいりました。伊豆半島沼津を経由して天城超え、相模湾に面した河津町の「河津桜」に感動してまいりました。
桜並木の壮観さは見事というしかありません。
もっとびっくりしたのは、観光客の凄さです。
上の写真ですが、もっと進んで行くと左側に露天がずらりと並び、人、ひと、ヒトで東京のラッシュ時を思わせる人ごみです。これが延々と、え〰と数キロ?10分以上歩いたと思います。 それが平日です。
約一ヶ月の桜祭り(2月上旬から3月上旬)で100万人といいます。議会で花見に行ったわけではありません。でも花は見て来ましたので、花見に行ったことになります。
普代でも河津さくらを植える計画が進んでいます。
観光資源にしようとの計画があります。正直、行って見るまではピンときませんでした。
河津の議員にも聞かれました。議会はこの計画に対してどうだったのかと。上記のように答えました。 議会にも思い入れと熱意があって見に来たものと思ったのでしょうか。意外な答えと思ったのかちょっと間が空いた一瞬でした。
よく聞いてみると、住民の華に対する土地柄というか思いがもともとあるところらしく住民が率先して増やしていったところもあるようです。やはり、村の計画を後押しして成功に導くには、住民の熱意を引っ張り出さなければならないと実感した次第です。
あの観光客の数は異常です。あれ以上の成功があるでしょうか? うらやましく思いました。
普代村で華の町構想を知っている人はどれぐらいいるのでしょうか。不安です。
そのほか驚いたのが、町並みや住家が海まですぐそこのところに位置していることです。野田の状態でもっと密集し、防波堤がない状況といえば分かるでしょうか。
そういった問題はどう思っているのか聞きました。やはり、複合施設建設計画があり、その立地について津波の危険について、議会内部での意見対立があるようです。
昨年4月発行の河津町議会便りを読みました。
最後のページに寄稿のようなものがありました。
伊豆半島の若手議員の「子育て世代の移住」ついての議論を見に行ったとあります。
作家の方で、まさに子育て世代から移住の相談を受けた事もあり、その方は結局河津以外を選択したそうです。最後の最後に伊豆を取りやめたのは津波への恐怖からだった。
「子供の安全を考えたら・・・」という彼に何も反論できなかった。との事です。
移住者を取り込もうとするなら、子供の安全をPRすることではないかと言っています。
考えさせられる・・普代にも大いに関係したことだとハッとさせられました。
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