彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

漁業危機への対策

2021年11月18日 | Weblog
 研修一日目は宮古市漁協のホシガレイ陸上養殖を視察しました。
 
ホシガレイの理由は、単価の高さ、需要を見越したもののようです。
 
最終的には、漁業者の所得向上の対策です。
 
LEDの光が生育には効果的という事のようです。
 
元気ルンルンのホシガレイ。

 宮城県登米市の、道の駅三滝堂の道の駅。

RVパークがあります。

ん、こんなもんか。と言う感じでした。

 


 コロナの落ち着きと、緊急時事態解除のせいか、色んな県の№の車が多かったと思いました。
 

 二日目。

石巻の漁市場はとにかくスケールが大きくて別世界でした。

漁市場の長さが875メートル。ギネスに認定されたとのことです。

震災後、水産庁の補助でできた市場です。


 次は、南三陸町の大丸カイエイ㈱様の銀ざけの養殖を視察しました。

会長の対応で説明を受けましたが、ある大学の教授の講演の話をしていました。

鮭の稚魚の放流は無駄であるという事を記いてショックを受けたという内容です。

稚魚は食害によって、ほとんどが回帰していないというものです。

今この鮭の不漁に至っては、養殖を考えるしかないのではないかというような話を聞きました。

漁業は農業と変わらない状況になってきています。

あるものを獲る時代ではなく、農業のように作り育てて獲る時代です。

 しかし、生態系や自然を壊してきたのは人間。

その生態系の状態はそのまま放置できないような気もします。

漁業のみの問題では済まない状況が来るのではないか?

漁業はとりあえず養殖でも、素人なりに自然環境の再生は必要ないのかとも思います。

 
 いずれにしても、カイエイの会長も言っていましたが、漁業は転換期にきていると思います。
 
今の状態では成り立たないところまで来ています。
 
そのための動きが、各地で行われているのが養殖事業です。
 
漁業を標ぼうしてきた村として、普代村ではどんな方向で進めばいいのでしょうか?
 
大きな課題です。
 
そんな危機感を持った研修でした。
 
 

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