最近別々の2人の大先輩から、それぞれに意見というのか、提言のようなことを投げかけられました。
🟠声1、議員の質はこれでいいのか?
議員定数を減らす提案を村にしたいがどう思うか?
ついては、数字的なものをお願いできないかという事で、調べてお渡ししました。
定数を減らすことが議員の質を上げることには、必ずしもならないことも書き添えさせていただきました。
🟢声2、三陸沿岸道路が開通する。人口も減っている。
開通すれば45号線沿線の商いは180度変わる。要するに潰れる。
特にもガソリンスタンドは、人口減少社会になってから日本のあちこちで激減している。
開通すれば、普代も時間の問題だ。
村で燃料を調達できなくなった時、村民はどうするのか?
村の対策はあるのか?
議員がはそんなことを考えて、議会が議論し調査するぐらいのことはしないのか?
以上のような内容の事を言われました。
🟠議員の質については、自分自身の事でもあり返答に困りました。
この方は以前から、人口が減っているのに議員が多いのではないかとは申しておりました。
このテーマでは以前にも、自分の考え方は載せたことがあります。
今も基本的には変わりませんが、以前よりも「減らす」という考え方に傾いているのかとは思います。
自分の議員としての立場も含めて「議員の質」を問われれば、考え込んでしまいます。
自分だけで言えば、いなくてもまったく影響ありません。
5年ぐらい前、ある議員に「次は立候補しないで辞めてもらえないか?」と言われたことを思いだします。
その真意が図れず、絶句してそのまま別れたのですが、恐らくその方が議会が「平穏」になるという意味かと・・・。
自分が村民のスパイであることがばれた!と思った瞬間でした(笑)
住民から減らす提案があっても、議会は否定する根拠はないだろうと思われます。
以前にも書いていますが、議会の本来の役割から言えば、減らすことはマイナスだと思っています。
感じているのは、本来の役割と言うより「自分有利」を競っているところがある組織であるということです。
そして一部かもっとか有権者もそれを求めます。
人間私利私欲には弱いものですからそれはそれで仕方ないにしても、そこが「本来」より優先されれば本末転倒は当然として、税金を頂いている立場上多くの村民を裏切ることになります。姿勢の問題で証明は不可能ですが。
そんなこんなで、これ以上「減らす」こともありかなぁと思えてくる昨今です。
もしかすれば、減らすほど色んな意味で「有利」な人が当選するかも知れません。
議員定数を減らし、「質」よりも、「(減らす)量」を選ぶという事も村民の選択肢です。
そのかたは、議会に出すと言っていましたので、どんな展開になるかは今後お知らせできればと思います。
🟢村の燃料問題は、自分自身はそこまで頭を回していませんでした。
本音を言えば、自分自身のことで精いっぱいで、そこまで考えている余裕がないと言うのが正直な所です。
(「そこまで頭が回っていません」と答えました。)
本当は議員がこれではアウトでございます。
言われればその通りで、「食料品」と同じです。
三沿道が全線開通すれば、普代はもちろん久慈管内すべての経済地図が変わるだろうことは予想します。
特に45号線に依存している商いは、GSのみでなく大きく影響を受けます。
GS・商店が減れば、自由に行動できない高齢者はどうするのかと言う問題になります。
食料品については、少しづつ体制ができつつありますが、
小さい村が人口減少と高齢化で最初に背負う課題だと思います。
村にGSがなくなれば、近隣市町村の業者さんから調達は可能だろうぐらいにしか思っていません。
あとは、どう解決できるのか皆目見当がつきませんが、大事な問題です。
コロナ以前からですが、コロナでさらにいろんな問題課題が発生し、一地域、一自治体だけではどうにもならない状況はこれからも出てくるのではないでしょうか。
地方自治体の長は、支店長に過ぎません。本社から許可が出て、送金してもらえなければ対策すら打てないのが事実です。
あとは、効果のある新たな対策を考え優先的に支店に目を向けてもらえるか、本社重役(地元選出国会議員)に取り合ってもらえるかです。
やはり、国民を守るのは政府で、国民の信頼を得る総理大臣でなければ難しい。
今の政府は全て地方や国民個人に責任をとらせようとします。
人口減少すら地方の責任で、努力不足であるような言い方をします。
地方創生大臣だった石破さんもそうでした。競争させ、一定の評価をクリアした自治体には「お金やる」的なところがありました。
暗に「そうでないところは切り捨てるよ」と言っています。しかしみな同じ国民なのです。そうやって格差を作ってどんな国をめざしているのか?
しかし、総理大臣になるには、今の候補ではこの方がまだ一番信頼できそうではあります。
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