12月定例議会では、昨年10月の台風19号浸水地区と度重なる被害に対して「何度も被害があり、対策を打つべきである」ことを、村長に一般質問しました。
ポンプ施設の提案をし、このままでは不安であること、近い将来確実にまた被災すること。
すぐに実行できないにしても住民に将来の安心材料を示すべきであると訴えました。
2月4日の臨時議会前の議会運営委員会後半で、「要望書」について議長から議題があがりました。
住民からの要望書がきているということです。そんなにあることではありません。
村長と議長宛てになっています。
何かな?
と、興味をもってコピーを読ませてもらいました。
「普代上区有志代表」となっています。
台風被害に対して、役場や自衛隊、ボランティアの方々への感謝の言葉から始まっています。
「昭和40年代から度重なる浸水被害が発生し、・・・(略)・・・このような事態は行政としての在り方を問われるところであろうかと考えられます。」
「・・・(略)住民が安全で安心して暮らせる地域とするため、治山治水対策に万全を期していただきますよう要望します。」と結び、52名の署名が添えられていました。
このような、住民がまとまってその意思を行政や議会に示すことは大事なことだと思います。
いい行動だなと感じました。
今まで普代村住民にはなかった行動です。
住民意思を示されることによって、行政も、議会も動く方向が分かりやすく、判断もしやすくなります。
それにしても、確かにこれまで何度も被害があることを知りながら、対策を打ってこなかったことは不思議に思えます。
自分自身もそうですが、「自然災害のことだから」と諦めていた部分もあると思います。
しかし、よく考えれば、それをコントロールするのが人間の知恵です。
そして、要望にもあるように、住民の安全を守るのは公の役割です。
内容よりも、書式様式形式が議論される方向に行きそうでしたが、そんなことは2次的ことでどうにでもなることです。
再度、正式に提出されるようになるのかどうか、議長一任で終結しました。
この要望書の内容は当然、行政も議会も実現させていく方向に動くものと思います。
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