市場の成熟と飽和によって、ダイビングペンシルのアクションに対して
アングラーの要求が年々厳しくなってきています。
シュリガーラはラフウォーターでも飛び出さず、アクションさせられることを
一番に考えて設計をしてきましたが、
最近のトレンドは横引きロングジャークでダイビングさせるよりも
水面を細かい動きでキビキビと動かす傾向にあるような感じで
ロッドアクションに対してもっとレスポンスの良い反応を見せるルアーがほしいと
言われることが多くなってきました。
そんな要望で誕生したのがハイパーフラップ。
水面を細かく動かすアクションを出すことで
ショートレンジのアピール力は抜群なルアーに仕上がった。
今後の新しいルアーとして
ハイパーフラップのダウンサイジングを単純に考えたが
市場のニーズとしてあのような扁平で体高のあるルアーはあまり「ウケ」がよくないようで
ダウンサイジングしたとしてもお寒い売れ行きだと作る気力もなくなるので
ここは一からやり直して、シュリガーラの派生モデルとして設計し直してみた。
「シュリガーラ Neo」
全長170mm(ウェイト部分含まず)、自重60g。
ハイブリッド構造によるキビキビアクション。
昨日、外房川津の宏昌丸さんにテストで乗船してきました。
初めて乗船しましたが、船長も若くてやる気もあり、いい船宿さんです。
これで外房のルアー船選びの選択肢が一つ増えました。
今年の秋のヒラマサはここ数週間大型も上がり、盛り上がってます。
今回は動かし方やルアー自体のアクション等確認しながらの釣り。
鳥山を追っかけて打つような釣りではなく、
根に付いてるヒラマサに潮上から流してアプローチするやり方。
潮が根に当たって水面がうねっているような状況でも飛び出すことなく、
アクションはバッチリでした。
シュリガーラを動かすようなロングジャークではなく細かいアクションで
水面をピラピラうねらせるような誘い方で使うのがいいですね。
結果、このルアーで上記の誘い方で4発出しましたが、全部フッキングせず・・・
もう一発違うタイプのプロトでも結構いいサイズが出ましたがコレも乗らず・・・・。
呪われてます。誰の仕業だっ・・・
まぁ、あれだけヒラマサが反応したし、良しとしましょう。
結果はおのずと後からついてくるでしょう。
帰りに木更津と川崎のシマヤ両店に寄って雑談タイム。
今後のルアーの展開のヒントを探りに・・・。
facebookに投稿するために写真を撮るK店を撮影っす。
魚の写真が欲しかった・・・。
まぁ、魚は掛かりませんでしたが、シュリガーラ-Neo、ご期待ください