釣行二日目。
あっという間に翌朝になる( ̄▽ ̄;)。
この歳になると
疲れが抜けない・・・(-_-;)。
昨日は普段ほとんどやらないジギングもやったので
右腕が激筋肉痛でパンパンです。
超~だるい老体にムチ打って準備に取り掛かる。
今日も朝一は昨日のポイントを狙う。
ポイントに着くと漁師の船が一隻微妙な位置にいる。
潮の流れを計算して船長が船をポジショニング。
釣りを開始してしばらくすると
先程の漁師の船がいや~な感じでどっか行けといわんばかりのプレッシャーを
掛けるような操船をしてくる。
船長もそれに負けじと微妙な距離感で船をコントロール。
そんな静かな攻防のおかげか漁船がポイントから外れてくれた。
そのまま昨日炸裂したポイントに船を流していく。
幾度か筋を変えると自分の投げていたシュリガーラ115セグロツナベイトカラーに
またしても「がばーーーっ」とヒラマサが出た。
昨日の教訓を生かしてドラグはMAXまで締めてある。
フッキングが決まってすぐに魚が走る。
ロッドが絞り込まれた瞬間、一瞬でラインからテンションが抜ける。
一瞬何が起こったか分からない。
そのまま仰向けに倒れ込む。
回収してラインを見ると、
リーダーがねじ切れるような感じでブレイクしてた。
たぶんフロントフックにリーダーが絡んだ状態で
ヒットしてしまったようだ。
ついてないというか、情けないというか・・・。
もう半べそ状態ですよ、こうなると・・・。
折角船長の読み通りに魚がいるポイントに連れてきてもらい
そこで魚を出しているのに
またも逃がして
もう自己嫌悪と自暴自棄になりそう・・・。
その後、すぐに仲間にもヒットするが
こちらも瞬殺ブレイク。
キャストの際に出来たPEのコブから
ブレイクしていた。
この釣りは少しのミスも許されない。
すべてを完璧にしておかないと巨魚は獲れない。
このブレイクの後はヒットなしで
ポイントも沈黙してしまった。
やはりこういうピンポイントについている魚は
バラシがあるとプレッシャーが掛かってその後はなかなか口を使わない。
朝の時合を逃してしまった。
掛けたら確実に獲らないといけないのである。
ポイントを後にして七里に向かう。
昨日と同じようにマグロの沸きを待ちつつ
ジギングやインチクで各々自由に釣り開始。
ぽつりぽつりと根魚がヒットする。
おじさんがオジサンを釣る。
いつの間にかエサ釣りしとるし・・・(笑)。
っていうか髭があれば何でもオジサンって呼んでしまうが違うみたいね・・・。
こいつはオキナヒメジ。
塩焼きとかで食べると旨いらしいね、これ↑。
こちらはインチクでエソ。
しかしやはり渋い感じなので対馬まで移動することに・・・。
ポイントについて魚探を見てみると七里よりも
底の起伏が激しいので底モノが釣れそう。
自分以外はもうお土産確保に走り始めています。
タイラバやインチク、ショートジグで底をたたきまくり(笑)。
一匹、一匹とクーラーに魚が・・・
カトーがいいサイズのキジハタを上げる。
石川さんもキジハタ。
フジチンはクエ!!
石川さん、またいいサイズのキジハタ。
自分はというと同じことをやってしまうと
玄海灘にヒラマサを釣りに来たという目的がブレてしまうので
ヒラマサ釣るまでは根魚イジメは我慢。
あくまでTOPに拘る。
しかし、しばらくすると漁師の邪魔が入る。
15分程走ってポイント移動。
こちらも大型ヒラマサの実績十分な場所のようだが
しばらく流すが反応なし。
すると一箇所目のポイントの漁師がいなくなったので
もう一回戻ることに。
ポイントに付け直して魚探をみると
先程は見られなかった5~10mの中層に
ヒラマサらしき反応が結構見える。
この水深に浮いてるならTOPに反応するかもと思い
気合を入れて投げ倒す。
船長もミヨシから投げる。
自分もシュリガーラのホログラムVer.のプロトで誘い出しをする。
するとモワ~ンというような感じでヒラマサが出た。
活性の低い時の出方だ。
食った時の勢いがなかったので
最初の走りはほとんどなくて
そのまま強引にポンピングする。
素直に寄ってくるかと思われたが
さすがに魚も違和感を感じたようで
そこから反撃に転じた。
ロッドがバットから絞り込まれるのを腰を落として耐える。
するとまたしても超~大トラブル発生。詳細は割愛(笑)。
もうここまでトラブル続くとドリフのコントでもやってる状態ですわ・・・(-_-;)
てんやわんやの末に
船上大爆笑の中、なんとかネットイン。
船長の匠な対応に感謝です。
っていうか素直に喜んでいいのかな?
まぁ、これは一緒に行ったメンバーしか共有出来ないことなのでね・・・(笑)。
何とか獲ったヒラマサ12kg。
シュリガーラ90 TUNA SPEC ホロVer. サンマ改(プロト)。
撮影もそこそこに船長が速攻で締めてくれます。
エラの血管の切り方や神経締めのやり方をレクチャーしてくれました。
その後は何もなくポイント移動を繰り返しましたが
相変わらず潮が緩く、何もなし。
おまけに雨がポツリポツリと降ってきてテンションだだ下がり。
途中カツオがボイルして狙ってはみたが全くカスリもせず。
そのまま何も釣れないまま、タイムアップ。
夕方の時間帯になると雨も本降りです。
昨日と同じ壱岐に入港し同じホテルにチェックインとなりました。
今日の晩飯は焼き鳥。
鳥の水炊きなども頼んで満腹っす。
って写真とか全然取らなかった(笑)。
昼間に根魚イジメで体力温存したメンバーは
壱岐のおねーちゃんのいる店に飲みに・・・。
しかも2件ハシゴしたという・・・。
自分はそんな気力も体力もないので
大人しくホテルに戻り、風呂に入って明日に備えて速攻で就寝です。
その④に続く・・・。