さぁ、とうとう巨鯵会も最終日っす。
私が寝た後も釣りしていたメンバーは
止まらない魚が掛かったりして遊んでいたようですね。
私も含めおじさん達は疲労蓄積で二日目の夜ともなると
グロッキー状態っす。
素直に寝ないと三日目が持ちません・・・。
朝一は遥か西に浮かぶ孤島を目指して一時間40分の船旅っす。
こちらの島も最近はムラがありすぎてあまり釣果が芳しくない事前情報でした。
ただ、ハマった時の爆発力はやはりあるので
一縷の望みに賭けてみました。
結果・・・
・・・・・・・
見事玉砕っす。
GTのアタリ、な~んもありゃせん。
おまけにテンヤもハギ系の細かいアタリがあるだけで
針にも掛からず、エサだけ取られる状況。
午前中一杯粘ったがTOPで反応があった魚は岡安さんが掛けたゴマモンガラのみ。
しかも船縁でポロリ・・・。
ゴマモンガラ、GTルアーにしつこくアタックしてきたようです。
あの歯でルアーボロボロにされてしまったみたいっす。
この時期から産卵期に入るようでかなり凶暴になるようですね。
テリトリーに入ってきたもんは人でも噛みついてくると
テレビでやってましたね。
あ~、恐ろしい。
この島に見切りをつけて渡名喜に戻る途中の水中パヤオで
少し遊ぶことにしました。
パヤオの海域についてすぐ鳥山があり
その下で結構いいサイズのキハダ(たぶん20kg位)が
ドッカンドッカンと跳ねていたので
超~期待しましたが、釣れてくるのは2~3kg位のマメばっか・・・。
一度、岡安さんのサーフェスブルにいいサイズが喰いましたが
しばらくファイトしてバレてしまいました。
岡安さん、かなり悔しがっています。
適当に遊んだところで渡名喜水道のポイントに戻ってきました。
最初は入砂島の北側のリーフエッジを流します。
私は相変わらずテンヤで小魚イジメっす。
まず釣れたのは「クロモンガラ」くん
こいつもよく釣れる定番です。
ピンクの尾鰭がかわいいっ。
ぶぶぶぶぶぶぶぶ~と鳴きます。
ゼンマイ仕掛けで動いてるみたいな音っす。
しばらくハンゴーミーバイやらハギ系で癒されていると
根がかりしたようにテンヤが動かなくなった。
最初は無造作にひっぱったりしていたが
ほんの少しずつ浮いてくるのでサンゴの石でも引っ掛かったかなと
巻いていると少しずつ生命感が出てきた。
徐々に浮いてきたのは・・・
キタ━━━━ヽ(゜ω゜ )ノ━━━━!!!!
「ツチホゼリ~」
写真だとわかりづらいかもしれないがブルーの斑点が超きれい。
ずっと釣りたかった魚っす。
15年目にして初めて釣りました。
超~うれしい。
GT釣るより難しいかも(笑)。
こいつは食べてもおいしいんだけど
数がたぶん極端に少ないと思われるので、
ちゃんと蘇生させてリリースです。
そのときの動画がこちら↓
元気に海に帰って行きました。
時間は午後三時を回りました。
夜の便で東京に戻るメンバーがいるので
そろそろストップフィッシングが迫る時間。
皆さん、最後の力を振り絞って投げ続けています。
入砂島の水道寄りを流していた時です。
ミヨシで投げ続ける岡安さんのサーフェスブルに
待望のGTが出ました。
岡安さん、渾身のフッキング。波紋が写っています。
腰を落として引きに耐えてます。
投げ続ける岡安さんに渡名喜の女神が微笑みました。
少しかわいいサイズですがGTっす。
サイズではありません。
一匹一匹にドラマがあります。
これは釣り上げたアングラーにしか分かりません。
いい顔してます、岡安さん。
終了間際の逆転劇でした。
お見事でした。本当におめでとうございます。
このGTをリリースするとき
万世くんが飛び込みリリースしたいというので
やってみました。
連続写真でどうぞ!!
この後、引き上げるのに大変でした(笑)。
這い上がるの必死すぎてちょっと笑ってしまいました。
失礼!!
ちゃんと俺が手貸して引き上げ手伝いましたよ~。
この魚が上がったあとはアタリなく、
間もなくストップフィッシング。
2015年の寄宮巨鯵会は終了となりました。
今年もイロイロなドラマがありました。
やっぱりGTフィッシングっていいっすね!
那覇までの帰路、空には虹が掛かっていました。
見えっかな?
ってことは、港は雨かっ
港に戻り、小雨の降る中片付けを終え、全日程を終了っす。
参加のみなさん、お疲れ様でした。
ツグミ船長、ユウキくん、サポート頂いたAPOさん、ありがとうございました。
またよろしくお願い致します。