この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

五輪あれこれ

2021-08-06 09:07:15 | 観戦大好き!
東京五輪に対する韓国のネガティブキャンペーンの向こうで「選手村の食事がおいしい」という投稿もある。「ギョーザがおいしい!」とか「天ぷらと冷やしうどんが絶品」など、やらせかと思うほどの投稿がTictokにあがっているようだ。韓国が歯ぎしりしているのが見えるようだが、ちょっと各国の選手たちが可哀そうになった。
選手村の食事ぐらいで感激されるなんてちょっと不幸じゃないか?
また、選手村から見える景色に感動したなんてちょっと可哀相過ぎる。
こんなコロナ禍でなければ、おいしい店にも行けただろうし、絶景の観光地にも行けただろうに、本当に残念だね。終息したら遊びにおいでね。

今回の東京五輪でもう一組の兄妹選手がいる。
バレーボールの石川祐希と石川真佑である。どちらもアタッカーとしてコート内を暴れまわったが残念ながらメダルには届かなかった。

そうそう兄妹ならぬ姉妹もいた。
女子レスリングの川井梨紗子(57キロ級)姉と川井友香子(62キロ級)妹である。二人そろって金メダルというのは立派。お母様もさぞお慶びのことでしょう。川井梨紗子は五輪代表を選ぶ際伊調馨と死闘を演じている。いい結果に伊調も喜んでいるだろう。

空手の型は沖縄県出身の喜友名諒が世界選手権で何連覇もしているのは知っていたが、これまで興味がなかった。
ところが今回女子空手の型で清水希容が決勝戦で披露した型が「チャタンヤラクーサンクー」(北谷屋良公相君)というもので、北谷の屋良という人が編み出した四方の敵を倒す技だという。
初めて知った。沖縄ゆかりの名前が付けられているのも楽しい。
他にも「トマリバッサイ」(泊抜塞)というのもあるらしい。泊はやはり人名だろう。「バッサイ」とは倒すとか転ばすというような意味がある。

清水希容はスペインの選手サンドラ・サンチェス(世界ランク1位)に敗れて銀メダルだったが、わたしの目では清水の方が良かった。(素人が勝手なことを言うが)
判定は30点満点からの減点方式らしい。おそらく動と静の変化と技のキレ、この辺りが採点されるだろうと勝手に決めていた。静止した時の不動のどっしりした構え、蹴り出したり、突いたりした時の素早さとキレがポイントだと思う。どれも清水選手は良かった。
サンチェス選手は横から押したらよろめきそうだったし、突き出した腕を上からたたいたらすぐ下がってしまいそうだった。
小学生の頃だったと思うが、空手をやっていたことがある父が型を構えて腹を殴らせたり、腕を出して上から叩かせ微動だにしないところを見せて、これが空手だと言ったことがある。
審判は素人ではないと思うがちょっと納得しがたいところがあった。

8月7日
男子空手型(正式には形らしいが)で喜友名諒が金メダルを取った。順当勝ちではあるが沖縄県では初という報道があった。空手という地の利からだろう。
サッカー男子は銅メダルに届かなかった。予選では一回下した相手だったからチャンスはあると思ったんだけどね。残念!
今女子マラソンを見ている。先頭集団に一山麻緒が残っている。頑張れ!!

女子マラソンは残念でした。一山麻緒は8位に終わった。鈴木亜由子19位、前田穂南33位。
一時間繰り上げてスタートする配慮がなされたが、有力選手が次々に脱落・棄権していった。
北海道ですらこうなのだ。東京だったら死人が出たかもしれない。
IOCが8月開催を取り下げない限り今後北半球での開催は無理だろう。南半球で頑張ってくれ。

女子ゴルフは第3ラウンドまでを見ていたらちょっと厳しいかなと思っていた。
ところが最終ラウンドで稲見萌寧選手が飛び出してきた。畑岡奈紗もぴたりとつけていたがちょっと逆転までは遠かった。
稲見の2位タイというのが昼頃の中継。銀メダルが行けそうという展開になった。そこから真剣に見るようになった。
17番でトップと並んだ。えっ!?金メダルの可能性もあるの?と喜んだのもつかの間。18番でボギーを叩き最終組の結果次第となった。
結局金メダルはパーでまとめたアメリカのネリー・コルダ(-17)に決まり、銀メダルはやはりパーで収めたニュージーランドのリディア・コー(-16)とのプレーオフに持ち込まれた。ところが、プレーオフ最初の18番で稲見があっさり勝ってしまった。
よく頑張りました!
何より良かったのは表彰台に韓国選手がいなかったことである。韓国の女子ゴルフは定評がある。にもかかわらず、今回は遠慮してくれたのだろう。ありがとう!
これは非難されそうだね。

男子マラソンは大迫傑の6位入賞が精一杯だった。残念。
日本選手の根性とスタミナはアフリカ勢にも負けない。男女ともに逸材の発掘に期待したい。

今、女子バスケットボールの決勝の真っ最中だ。バスケットボールの決勝進出は初めてとのこと。快挙である。
友人の弟が那覇高校の女子バスケットボールの監督をしている。謙吾も興奮しているだろう。故障で代表からもれた渡嘉敷来夢は那覇高校出身ではないかと調べてみたが違っていた。
わたしの父は師範学校時代バスケットボールをやっていて靖国神社杯(現国体)に出場したことがある。戦後教員をしながら子どもたちにバスケットを指導したようで、学生時代の体育の先生たちに「おまえ○○先生の息子か?」と言われて可愛がられた。昼休み時間や放課後3対3でよく遊んだが、わたしが行くとボールをすぐ貸してもらえたのだ。

父はしばらく沖縄県バスケットボール協会の会長を務めていた。健在だったらこの決勝進出に大喜びしてテレビに噛り付いていただろう。残念ながら10年前に亡くなった。
カミさんは「すごいね。負けても銀メダルだからね」と気休めのようなことを言ったが。いや!千歳一遇のチャンスである。石に噛り付いても金メダルを取って欲しい。父の為にも。(お涙頂戴か?)

8月10日
8日にオリンピックは閉幕した。日本国旗を6人のベアラーが持って入場してきた。高藤直寿(柔道60キロ級金メダル)、大橋悠衣(水泳メドレー2冠)、北園丈琉(体操団体銀メダル)、河合来夢(ブレイクダンス)、義足モデルの海音さん、そして感染対策に従事した医師の横田裕行さん
すると横田裕行さんの持つ位置がやや高かったのだろう。日の丸がハートマークに見えた。
ネットでも「国旗入場、日の丸がハートに見えた」、「日の丸がハートマークに見えてかわいいですね」、「日の丸がハートに見える演出(多分違う)」、「閉会式での日の丸、赤色のハートになってる!!!!!!  なんかもう、日本人の『おもてなしの心』とか、優しさとか、みんなみんな溢れてる」等の投稿が相次いだようだ。

収束しない新型コロナの観戦で無観客となってしまい。世界各国から観戦客も呼べず経済効果は期待できなかったが、概ね成功だったと思う。パラリンピックもぜひ成功させたいね。
ただ、場外からのヤジはちょっと不愉快だった。(繰り返さないが)
閉会式で「韓国の旗手や選手団が映っていなかった。意識的に抜いたのだ」と騒いでいるそうだ。
録画を見てみてみたが確かに見かけない。しかし、カメラが意識的に抜いたようにも思えない。入場の時に漏れたとしてもそのうち見つかるだろうと目を凝らして画面を見るがまったく見つけられない。参加しなかったんじゃないの?と思った。
不本意な成績だったから恥ずかしくて、せめて閉会式でもボイコットしたんじゃないかな?
あ、そうか。泳いで帰るためにはすぐ出発しなければならなかったのかもしれないね。

<たぶん続くと思う>

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