この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

楽しみな女優とおまけ

2021-02-26 15:18:05 | つれづれ記
今回のクールのドラマはなかなか好番組が多い。
とりわけ「知ってるワイフ」の広瀬アリスと連続テレビ小説の「おちょやん」の杉咲花はイチ押しだ。(イチ押しがふたつあるというのはお笑いだが)このふたりの女優に今感動している。

「知ってるワイフ」は初回の広瀬アリスの鬼嫁ぶりに辟易して見るのを止めようと思った。
このドラマは、夫である元春がある男から別の世界を選択する方法を教えてもらい、実際に実行するという荒唐無稽のストーリーである。
ところが別世界で過ごすうちに、自分が悪かったから澪が悪妻になってしまったと知るあたりから、これはきっと元の世界に戻ることになるぞとおもしろくなってきた。
(見てない人にはちんぷんかんぷんでしょうが、ごめんなさい)すると別のこの世界での澪がなんと可憐でいい女であることか!?元春の後悔と相まって切なくなる。
それほどに広瀬アリスの演技は絶品なのだ。
これまで単に可愛い子ちゃん女優と見ていて特に注目してなかったが、今回のドラマで見直した。女子高生から鬼嫁まで幅広い役ができる。すずのお姉さんから脱皮してきっと引っ張りだこになるぞ!

一方「おちょやん」の杉崎花は味の素のCook DoのCМで山口智光と回鍋肉を豪快に食べるCМ子役と思っていたのが、いつのまにかここまで成長していた。親戚の子がしばらく見ないうちに大きくなったという感じである。
Yahoo!ニュースの記事で東京都出身にもかかわらず彼女の関西弁が素晴らしいとあった。台本に矢印を付けてイントネーションを書き込むほどの徹底ぶりらしい。テルヲ(父)を怒鳴りつけるシーンや、涙をこぼすシーンはどれも自然で心を打つ。いわゆる美人系ではないから活躍する場は限られるかもしれないが、このドラマのモデルである浪花千栄子さんのようないぶし銀をもつ役者になるだろう。

ちょっと付け加えると、父親役をやったトータス松本も良かった。役者としては何本も経験があるらしいが、どうしようもない父親役を絶妙に演じているのである。お千代の前にテルヲが現れるときはお千代の危機なので、ネットもざわつくが、わたしの心もざわついた。しかし、どんな悪いことをしてもなぜか憎めないという不思議な父親役を極めて自然に演ずるのである。歌手にしておくのはもったいない。
みんな楽しみだね。

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