ロシアは勝てない

ウクライナ軍の反撃により東部ハルキウ（ハリコフ）州でほぼ全域を奪還したと報道され、ゼレンスキー大統領もイジュームに凱旋訪問している。
また、南部でも反転攻勢をかけているそうだ。
一方ロシア軍の方は給与の遅配などで兵士に戦意喪失に陥っており、離脱逃亡する者も少なくなく、補充もうまくいっていないそうだ。
たとえ膠着状態はあったとしても、ここからロシアが巻き返すのは難しいだろう。
となると、プーチンが恥をかかずにこの軍事作戦（侵略戦争）を収める手立てはない。
長期化すればするほど経済制裁は効いてくる。プーチンはドツボにはまってしまったのだ。

戦術核の使用が心配されるが、ありえないだろう。もし手をつけたとしたら、それこそプーチンの最後だ。
全世界から非難轟轟を浴びるし、国民からもそっぽを向かれるだろう。もしロシア国民がそっぽを向けなかったら、プーチンとともに地獄行きになるだけ。
また、欧米に参戦の口実をつくることにもなるだろう。
プーチンはいったいどう落とし前をつけるのだろうか？