西側諸国はロシアとの我慢比べ

ウクライナの問題で途方に暮れて、なかなかブログを書けないでいる。
キーウ近郊のブチャの民間人への無差別殺害など、プーチンのやることはタガが外れている。
腹は立つが何もできないのでやりきれない。

イギリスの調査機関がロシアの今回のウクライナ進攻にかかる戦費が2.5兆円/日という試算をしていた。2月26日にロシア軍が放ったミサイル52発のお値段が418億円だったという。
「今年の歳出は23兆6942億ルーブル（約35兆円）。侵攻開始から丸5週間で、かかった戦費は87.5兆円。国家予算の約2.5倍だ」（3/30日刊ゲンダイデジタルより）
ところが別な記事で単位が一桁違っているというのもあったので、あまり期待してはいけないかもしれない。
しすし、戦争は大いなる浪費であることは間違いない。莫大な金を消費し、多くの人命を失う。経済的の観点から何の益もなく、まったく愚かな行為である。
ロシア国家の破産は必ず来るだろう。

先日の報道でロシアの独立系の世論調査機関「レバダセンター」が、プーチンの支持率が83％という報道があった。独立系ということは反政府側なので信ぴょう性は高いと思うが、ロシアのウクライナ進攻前よりさらに12％もアップしているというのは驚きだ。
ロシア国民にプーチン下ろしを期待できないのだろうか。
根本的にプーチン体制は終わると思うが、経済的な制裁が短期的の効果は難しいようだ。
進攻前84ルーブルが一時143ルーブルまで下がったが、4月3日には同じ84ルーブルに戻し、今日7日現在79.62ルーブルとむしろ高くなっている。悔しい話だ。
しかし、長い目で見るとボディブローのように効いてくるのは間違いないと思う。
プーチンを支持する優しきロシア国民も、ともに破滅に向かってもらうしかない。

穀物やエネルギーの高騰に日本やＥＵ諸国も苦境に立っているが、脱炭素に向けてピンチをチャンスに変えて我慢比べに勝利して欲しい。
このままのロシアを許してはならないから・・・。