【第66回 大阪杯】ＧⅠ 4歳上 2000ｍ 阪神競馬場

【第66回　大阪杯】ＧⅠ　4歳上　2000ｍ　阪神競馬場

1番人気1.7倍（12時現在）エフフォーリア（横山武）、2番人気3.7倍ジャックドール（藤岡佑）、3番人気8.6倍レイパパレ（川田）という順当なオッズになっている。
馬券的に妙味はないが、面白い戦いになるだろう。
エフフォーリアは間違いなくA級である。今年のGI戦の中心になる馬だ。
対するジャックドールは一休みおいて昨年秋から驚異の5連勝をしてきた。テン良し、中良し、終い良しのいい競馬をしている。どこまでいけるか楽しみの一頭だ。
この2頭の一騎打ちなのだろうか？
それはそうなのだろうが、馬券は別物だ。
傍観者と思われるレイパパレを買ってみたい。2強対決は得てして一角が崩れ去るものだ。

＜大阪杯結果＞
1着　ポタジェ　吉田隼人　1.58.4秒
2着　レイパパレ　川田将雅　クビ
3着　アリーヴォ　武豊　ハナ
4着　ヒシイグアス　池添謙一　1馬身
5着　ジャックドール　藤岡佑介　1 1/4馬身

＜レース後記＞
一体どうしたというのか!?
予想だにしない大波乱である。2強の一角が崩れることはあっても、両方が崩れるのは見たことがない。
ジャックドールの5着はＧⅠの初壁にぶち当たったとすればわからないでもないが、金鯱賞で相手にならなかったポタジェに負けるというのも不可解。

さらに理解に苦しむのはエフフォーリアの9着である。いつもならスッと3、4番手につけられる馬が後方のままだった。
良馬場発表だったが、阪神競馬場で一雨あった影響だろうか？
横山武史のコメントでは「1週前追いも重くてメリハリが無かった」と言っているが、ジャックドールの敗因に藤岡調教師は「落鉄していた影響もあった。馬場が思った以上に悪かった。前半のペースも速かったけど、馬場が良ければ違ったかなと思います」と語っているからエフフォーリアの敗因も馬場にあったのかもしれない。

せっかく2強が来ないならレイパパレが勝てよ!と思ったんだけど、この馬場でも勝ちきれなかったのはピークを過ぎたのかもしれない。名牝の名を汚さず引退した方がいいんじゃないかな？

追記
4月6日デイリーの記事によると、エフフォーリアがスタート前に暴れてゲートに顔をぶつけていたらしい。レース後右目上が腫れていたそうである。両枠の牝馬が鳴きながら入ってきたのが原因ではないかと鹿戸調教師が語っている。
なるほどそれなら馬場の問題以上に納得できる。
次走は天皇賞ではなく宝塚記念になると伝えている。