この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

USスチールの問題はトランプにスルーすれば~

2024-12-26 09:27:44 | 意見がありますけど
日本製鉄によるUSスチールの買収計画がとん挫している。
対米外国投資委員会(CFIUS)で検討されたが、判断に至らずバイデン大統領に丸投げしたようである。バイデン大統領にしても任期があとわずかなのに、こんな重大な責任を負わせられては迷惑な話だろう。
ここはスルーして、外野で強気な発言をしているトランプ次期大統領に丸投げしたらいいと思う。
もし、トランプがNoと言ったら、違約金の5億6500万ドル(約800億円)はアメリカの負担となるし、USスチールが成り立つようにするためには、さらなる資金の注入が必要になるだろう。この計画がなくなったら倒産するとUSスチールのCEОが言っているようだから、何にも支援しなければおそらくそうなるだろう。
その責はトランプに行くわけだ。「アメリカを再び偉大な国にする」んでしょう?

バタフライエフェクト<ラストベルト>(NHKBS)を見ていたら、「アメリカを再び偉大な国にする(Make America make again)」というトランプのスローガンが、じつは80年代のレーガン大統領の演説からの盗作だったことがわかった。まったく同じ文言である。
レーガノミクスによってしても、五大湖周辺の工業地帯(ラストベルト)の衰退が止められたという事実はない。
しかしながら、没落した工業地帯のブルーカラーにとって、郷愁とも言えるこの言葉、すがりつきたいスローガンだったのだ。
トランプは盗んだスローガンでぬけぬけと大統領に返り咲いた。
自動車をはじめ重工業を再び復活させて頂戴ね。

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