この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

「最高の人生の終わり方」って?

2012-02-03 19:00:13 | つれづれ記
「最高の人生の終わり方~エンディングプランナー~」(TBS系)を見た。以前に録画していた第一話を見たら、泣いた、泣いた。なかなかの作品だと思う。
吉行和子の「泣き」は絶妙だったし、前田敦子がこんなに上手に涙を流せるとは思わなかった。なかなか役者じゃないか?
これまで馬鹿にしていてごめん、ごめん。
昨年9月に父を亡くしたこともあってか、深く感情移入してしまった。
また、「死」に対して物思うこの頃ということもあっただろう。

ただ、山ピーの髪が気になった。葬儀社を継ぐなら長髪はまずいでしょ。
きっとヒット作品になると思うから、彼がこの作品に対して捨て身になっていなかったのが惜しまれる。

今後、現代の課題である孤独死の問題や無縁死(無縁仏)について、また、「生きる‐甲斐」について考えさせてくれたらいいなと期待している。

ところで、話は変わるが、「最高の人生の終わり方」ってみんなはどんな風に考えるのだろうか?

先日、新聞でも報道されたと思うが、厚生労働省が国民生活の改善をめざして、ガン死を減らすことを狙いに、煙草の喫煙率を20%だかの数値から12%まで下げよう目標設定をしたというニュースがあった。
ちょっと吃驚した。
何で死のうが大きなお世話だということもあったが、その独善性に驚いた。おまえたちが決めれば煙草の喫煙率を減らしたり、国民のガン死率を減らすことができるとでも言うのだろうか?
そんな簡単に国民をコントロールできるとでも思っているのだろうか?
まぁ、そんな馬鹿なことを信じているとはよもや思えないが、どうにも「小人閑居して不善を為す」にしか見えなかった。

本題はそっちではなく、死に方のことだが、わたしは脳梗塞で寝たきりになっていつ死ぬのかわからず、ダラダラとした長い別れを告げるより、癌のように「あと半年ですね」と宣言されて、残された期間をしっかり生き尽したいと思う。
その方が悔いのない人生を歩めるのではないだろうか。
それは、つらく恐ろしいことかもしれないが、よく考えてみれば人は誰でも必ず死ぬのだ。例外は無い。
とすると、どう死ぬかを考えることは大切なことではないだろうか。
むしろ、死ぬまでの時間を慈しむことができるのではないか。
死期を知らないうちに死んでしまって後悔するより(死んで後悔もないか?)、たとえ恐ろしくても遣り残したことを少しでもやり遂げることがいいのではないだろうか?
願ったからといって、必ず思い通りになるというものでもないというのが、人生なのかもしれないが・・・。

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