この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

カンパニーよ、おめでとう

2009-11-03 09:47:55 | 競馬 加屋凡男の挑戦
カンパニー天皇賞優勝おめでとう。
今年のタイトルには彼が相応しい。
昨年の天皇賞、最後方から内をついてするすると伸びて、ウォッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイの僅差4着に飛び込んできていたのを覚えている。惜しいレースだった。
遅咲きのGⅠ馬だ。皐月賞、ダービーは間に合わず、菊花賞はデルタブルースの9着(0.6秒)と敗れたが、その後天皇賞、マイルCS、宝塚記念などGⅠを九度挑戦したが及ばず、涙を飲んでいた。
今回彼のことに一切触れなかった。前日にも、パドックでも、しかし、ずっと頭の中にはカンパニーのことはあって、5番人気12倍を前後するオッズをいつも見ていた。じつは、天皇賞はウォッカのものだと思っていたから、毎日王冠が彼の唯一のチャンスだったと、どこか決めつけてしまっていたところがあった。それがバリアーとなってカンパニーへ届かなかったのだ。
うーん、また負けてしまった。

第140回天皇賞(秋)        2009.11.1

1着③カンパニー(横山典)    1.57.2
2着②スクリーンヒーロー(北村)  1 3/4
3着⑦ウォッカ(武豊)         クビ
4着⑮オウケンブルースリ(内田)  3
5着⑩シンゲン(藤田)         ハナ

第1クール資金 39万4000円-10万円=29万4000円 となる。



しかし、今回のカンパニーの勝利はどこか清清しい気持ちになった。中距離の王者といえばヤマブキオーが有名だが、師匠とわたしは同じ頃のアイフルという追い込み馬が好きだった。サクラチトセオーという、ど追い込みの馬もいた。これらの馬に匹敵する切れ味のあるマイラーだ。ウォッカの連覇よりカンパニーのタイトルが嬉しい。

横山典は強くなった、本当に強くなった。24年目のベテランに対して失礼な言い方かもしれないが、ここ1、2年でずいぶん変わった気がする。思い切りが良くなったというか、馬の可能性を広げようと常に努めているというか。終わったと思われたマツリダゴッホをオールカマーで復活させ、蛯名に返して、ここはカンパニーを選んだ。
いまごろ横山典を褒めても、後の祭りだが・・・

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