やはり、カンパニーを基準に考えなくてはならないだろう。マイラー路線の頂点である天皇賞(秋)を制している。しかも、あのウォッカを破ってものである。問題は、今回カンパニーは来るのか、来ないのか。
GⅠを勝っている馬は5頭。
まず、④カンパニーである。GⅠ以外に、マイラーズC、中山記念2勝、毎日王冠のGⅡを制してきている。そして、⑥ファイングレイン。高松宮杯を4番人気ながら勝っている。2着以下、キンシャサノキセキ、スズカフェニックス、ローレルゲレイロ、スーパーホーネットと錚々たるメンバーである。この3戦精彩を欠いているが、4戦前のマイルCSでは3着。4着にはカンパニーがいる。3月の不振は良く分からないが、前走は7ヵ月振りのもので惨敗も仕方がない。牝馬と違い牡馬はすぐ立ち直ることがある。
そして人気のキャプテントゥーレ。皐月賞(08年)を勝ち、デイリー杯(GⅡ)、朝日杯3着(GⅠ)とそこそこの成績で、世代的にはちょっと弱いが優勝候補の一角か?前走天皇賞の惨敗が良く分からない。
他には、英国のサンチャリオ賞(GⅠ)を勝った⑮ザプレザと、テシオ賞(伊GⅠ)を勝った①エヴァスリクエストがいる。
この中から1着馬は出ると言い切ろう。
外国馬の成績はこの10年6頭参戦しているが、結果は<0-0-0-6>と完敗。とくに06年のコートマスターピースGⅠ(英・仏)2勝、そしてQエリザベス女王杯3着の実績があったにも関わらず7着が精一杯だった。一度トライアルを叩かずに、いきなりやって来て上位に食い込むのは無理だと思う。サンチャリオに乗るペリエが怖いが、今回も外国馬は消し。
では何を狙うか。
ステップを見ると前走天皇賞組とスプリンターズS組の成績がよく、富士SやスワンS組は芳しくない。スプリンターズS組と言えば、サンダルフォンのみ。例年、天皇賞組の上位陣はほとんどジャパンカップに向かっているから、天皇賞を勝ってここに駒を進めた、ニッポーテイオー(87年)やダイワメジャー(06年)は快勝している。カンパニーには心強いデータだろう。また、この10年のGⅠ馬と優勝の関連性を見てみたらかなりの確率で優勝馬が出ている。99年に及んではGⅠ馬2頭(エアジハード・キョウエイマーチ)で1、2着を独占している。
GⅠ無冠馬がマイルCSを取ったのは00年、01年、02年、08年の4回。
近い08年のケースで詳しく見てみよう。勝ったのはブルーメンブラッド。高松宮杯を取っていたファイングレインが3着にきている。桜花賞のキストゥヘブンが13着、外国馬のライズアートニーが9着となっている。とすると、外国でのGⅠ、2、3才時のGⅠ、つまり年齢を限定したり、牝馬に限定したGⅠは割り引かないといけない。また、高松宮杯とスプリンターズSのように短距離のGⅠはマイルCSに直結しないという結果が出た。それでフィルターにかけてみると00年、01年、08年は対象外となり、例外は02年のトウカイポイントが勝ったときのレースだけとなっている。この時、前年のマイルCSを勝っているゼンノエルシド(14着)とその年の安田記念を勝っているアドマイヤコジーン(7着)が敗れている。
これを今年のレースに当てはめたら、外国馬の他にファイングレインとキャプテントゥーレが消え、カンパニーだけが残ってしまった。
引退馬の最後のレースはあまり成績が良くないと思われるが、それはだんだん勝てなくなり、馬主や陣営から可哀相に思って決断するケースが多かったからだろう。カンパニーは晩年の長嶋のように球際に弱くなったわけではなく、むしろ絶頂期にあるように見える。有終の美を飾るんじゃないかな。
12時30分現在、1番人気の2.7倍。
人気ではあるが、カンパニーの単(10万)とする。
カンパニーで乾杯ニー!!
GⅠを勝っている馬は5頭。
まず、④カンパニーである。GⅠ以外に、マイラーズC、中山記念2勝、毎日王冠のGⅡを制してきている。そして、⑥ファイングレイン。高松宮杯を4番人気ながら勝っている。2着以下、キンシャサノキセキ、スズカフェニックス、ローレルゲレイロ、スーパーホーネットと錚々たるメンバーである。この3戦精彩を欠いているが、4戦前のマイルCSでは3着。4着にはカンパニーがいる。3月の不振は良く分からないが、前走は7ヵ月振りのもので惨敗も仕方がない。牝馬と違い牡馬はすぐ立ち直ることがある。
そして人気のキャプテントゥーレ。皐月賞(08年)を勝ち、デイリー杯(GⅡ)、朝日杯3着(GⅠ)とそこそこの成績で、世代的にはちょっと弱いが優勝候補の一角か?前走天皇賞の惨敗が良く分からない。
他には、英国のサンチャリオ賞(GⅠ)を勝った⑮ザプレザと、テシオ賞(伊GⅠ)を勝った①エヴァスリクエストがいる。
この中から1着馬は出ると言い切ろう。
外国馬の成績はこの10年6頭参戦しているが、結果は<0-0-0-6>と完敗。とくに06年のコートマスターピースGⅠ(英・仏)2勝、そしてQエリザベス女王杯3着の実績があったにも関わらず7着が精一杯だった。一度トライアルを叩かずに、いきなりやって来て上位に食い込むのは無理だと思う。サンチャリオに乗るペリエが怖いが、今回も外国馬は消し。
では何を狙うか。
ステップを見ると前走天皇賞組とスプリンターズS組の成績がよく、富士SやスワンS組は芳しくない。スプリンターズS組と言えば、サンダルフォンのみ。例年、天皇賞組の上位陣はほとんどジャパンカップに向かっているから、天皇賞を勝ってここに駒を進めた、ニッポーテイオー(87年)やダイワメジャー(06年)は快勝している。カンパニーには心強いデータだろう。また、この10年のGⅠ馬と優勝の関連性を見てみたらかなりの確率で優勝馬が出ている。99年に及んではGⅠ馬2頭(エアジハード・キョウエイマーチ)で1、2着を独占している。
GⅠ無冠馬がマイルCSを取ったのは00年、01年、02年、08年の4回。
近い08年のケースで詳しく見てみよう。勝ったのはブルーメンブラッド。高松宮杯を取っていたファイングレインが3着にきている。桜花賞のキストゥヘブンが13着、外国馬のライズアートニーが9着となっている。とすると、外国でのGⅠ、2、3才時のGⅠ、つまり年齢を限定したり、牝馬に限定したGⅠは割り引かないといけない。また、高松宮杯とスプリンターズSのように短距離のGⅠはマイルCSに直結しないという結果が出た。それでフィルターにかけてみると00年、01年、08年は対象外となり、例外は02年のトウカイポイントが勝ったときのレースだけとなっている。この時、前年のマイルCSを勝っているゼンノエルシド(14着)とその年の安田記念を勝っているアドマイヤコジーン(7着)が敗れている。
これを今年のレースに当てはめたら、外国馬の他にファイングレインとキャプテントゥーレが消え、カンパニーだけが残ってしまった。
引退馬の最後のレースはあまり成績が良くないと思われるが、それはだんだん勝てなくなり、馬主や陣営から可哀相に思って決断するケースが多かったからだろう。カンパニーは晩年の長嶋のように球際に弱くなったわけではなく、むしろ絶頂期にあるように見える。有終の美を飾るんじゃないかな。
12時30分現在、1番人気の2.7倍。
人気ではあるが、カンパニーの単(10万)とする。
カンパニーで乾杯ニー!!
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