むかし、むかし、わたしが小学校の3、4年生のころだったろうか。夕方6時になると日立製作所ニュースというのが始まった。画面に地球がぐるぐる回っているところに、日立のマークが大きくなって現われてくるものだ。
覚えていらっしゃる方もあるだろう。テーマ音楽はよく覚えていないが、ニュース番組が嫌いだったので急いでチャンネルを替えると、父に叱られた。
わたしにはどうしてこんな退屈なニュースを父が見たがっているのか不思議だったが、この年になってわかった。
一日に一度でもニュースを見ないと落ち着かないのである。世間がどうなっているのかわからず不安になる。取り残された気分になるのだ。
母は晩年、たまった新聞を一所懸命読んでいた。なかなか今日の新聞にまで到達しなかったが、まったく同じ心境だったのだろう。
新型コロナウィルスの感染拡大が世界を騒がせている。
わたしも連日のニュースに首っ引きになっている。
東日本大地震のような天変地異ではないが、まったく同じ天災と言っていいだろう。政府は激甚災害の認定のように全国に指定し、早急にあらゆる対策を一刻も施さなくてはならないのではないか。
発生元の中国国内での感染者は2月26日現在、約7万7000人を超え、2592人が死亡している。WHOは2月2日あたりを目処に、中国国内の感染のピークは過ぎたのではないかと発表しているが、一方で韓国、イタリア、イランなどで拡大が続いており死者も増えていて、まだまだ予断を許さない。
ところがこの日本では、クルーズ船ダイモンドプリンセス号の感染者(705人)(2月26日22時現在)を除くと国内感染者は189人である。韓国の1,261人と比べてあまりに少ない。これは本当の数字なのか?
どうもこの実態にはちょっと疑問がある。じつは発熱や咳などの症状をもつ患者さんのウィルス検査を国が拒否しているようなのである。
医者が検査した方がいいと考えているにも関わらず、国の規定に合わないという一点張りで検査を拒否しているのだ。保健所の責任者も検査した方がいいという考えのようだが、国・都との板挟みで悩んでいるようだ。
医者も確定診断をつけられないので、診療にもかかれず困っている。
9歳の子が発熱して10日以上も寝込んでいるのに、問い合わせ先をくるくる変えられて検査をしてもらえない。母親(30代)は根負けしてしまっている。
9か月の妊婦は新型コロナに感染しているのかもしれない不安に苛まれながら検査を受けられず途方に暮れている。
いったい政府は何を考えているのだろう。これまで後手後手を踏んでクルーズ船の乗員乗客を苦しめてきた。検査などの対応が早ければ死なずに助かった人もいたはずだ。
今回出された政府のガイドラインにしても、対象を重傷者に特化して検査・治療を行うとあり、軽症者については自宅待機して外に出るなとしている。
検査すら受けられないのだ。自分が陽性なら迷惑をかけないように自宅待機は苦にならないが、陰性か陽性かも知らずに悶々と自宅に居ろというのか!
冗談じゃない!国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ!
政府の機能不全もいいところだ。
羽鳥慎一モーニングショーの27日(木)の放送で、特効薬として新型インフルエンザ薬の「アビガン」やエボラ出血熱治療薬である抗ウィルス薬である「レムデシビル」が治験薬として使用されつつあるが、その効果はウィルスが体内に少ない、初期段階により効果があると専門家は口をそろえて明言している。
しっかり検査をして一日も早く治療できる体制にしないといけないのではないか。
みすみす退治できるかもしれない感染症を放っておいてわざわざ悪化させお金(検査費用)と引き換えに国民が死んでも構わないという施策にしか見えないではないか!
検査の機会を得られず、治療も遅れて亡くなる人がもし出たとしたら、遺族は絶対に国を訴えるだろう。わたしだって絶対そうする。一秒でも早く新型コロナウィルスの検査を薬価収載するのだ!
心してかかれよ!安倍晋三!
覚えていらっしゃる方もあるだろう。テーマ音楽はよく覚えていないが、ニュース番組が嫌いだったので急いでチャンネルを替えると、父に叱られた。
わたしにはどうしてこんな退屈なニュースを父が見たがっているのか不思議だったが、この年になってわかった。
一日に一度でもニュースを見ないと落ち着かないのである。世間がどうなっているのかわからず不安になる。取り残された気分になるのだ。
母は晩年、たまった新聞を一所懸命読んでいた。なかなか今日の新聞にまで到達しなかったが、まったく同じ心境だったのだろう。
新型コロナウィルスの感染拡大が世界を騒がせている。
わたしも連日のニュースに首っ引きになっている。
東日本大地震のような天変地異ではないが、まったく同じ天災と言っていいだろう。政府は激甚災害の認定のように全国に指定し、早急にあらゆる対策を一刻も施さなくてはならないのではないか。
発生元の中国国内での感染者は2月26日現在、約7万7000人を超え、2592人が死亡している。WHOは2月2日あたりを目処に、中国国内の感染のピークは過ぎたのではないかと発表しているが、一方で韓国、イタリア、イランなどで拡大が続いており死者も増えていて、まだまだ予断を許さない。
ところがこの日本では、クルーズ船ダイモンドプリンセス号の感染者(705人)(2月26日22時現在)を除くと国内感染者は189人である。韓国の1,261人と比べてあまりに少ない。これは本当の数字なのか?
どうもこの実態にはちょっと疑問がある。じつは発熱や咳などの症状をもつ患者さんのウィルス検査を国が拒否しているようなのである。
医者が検査した方がいいと考えているにも関わらず、国の規定に合わないという一点張りで検査を拒否しているのだ。保健所の責任者も検査した方がいいという考えのようだが、国・都との板挟みで悩んでいるようだ。
医者も確定診断をつけられないので、診療にもかかれず困っている。
9歳の子が発熱して10日以上も寝込んでいるのに、問い合わせ先をくるくる変えられて検査をしてもらえない。母親(30代)は根負けしてしまっている。
9か月の妊婦は新型コロナに感染しているのかもしれない不安に苛まれながら検査を受けられず途方に暮れている。
いったい政府は何を考えているのだろう。これまで後手後手を踏んでクルーズ船の乗員乗客を苦しめてきた。検査などの対応が早ければ死なずに助かった人もいたはずだ。
今回出された政府のガイドラインにしても、対象を重傷者に特化して検査・治療を行うとあり、軽症者については自宅待機して外に出るなとしている。
検査すら受けられないのだ。自分が陽性なら迷惑をかけないように自宅待機は苦にならないが、陰性か陽性かも知らずに悶々と自宅に居ろというのか!
冗談じゃない!国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ!
政府の機能不全もいいところだ。
羽鳥慎一モーニングショーの27日(木)の放送で、特効薬として新型インフルエンザ薬の「アビガン」やエボラ出血熱治療薬である抗ウィルス薬である「レムデシビル」が治験薬として使用されつつあるが、その効果はウィルスが体内に少ない、初期段階により効果があると専門家は口をそろえて明言している。
しっかり検査をして一日も早く治療できる体制にしないといけないのではないか。
みすみす退治できるかもしれない感染症を放っておいてわざわざ悪化させお金(検査費用)と引き換えに国民が死んでも構わないという施策にしか見えないではないか!
検査の機会を得られず、治療も遅れて亡くなる人がもし出たとしたら、遺族は絶対に国を訴えるだろう。わたしだって絶対そうする。一秒でも早く新型コロナウィルスの検査を薬価収載するのだ!
心してかかれよ!安倍晋三!
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